懐かしのゲーム紹介『オペレーションウルフ』ファミコン

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オペレーションウルフ

発売日 1988年3月31日 木曜日
価格(販売当時) 5,900円
メディアタイプ カートリッジ
データ容量 2M
メーカー タイトー

■一言MEMO

エレメカが廃れ、ビデオゲームが主流となって以降の
アーケードゲームにおけるガンシューティングゲームという
ジャンルを確立した作品であると同時に、1980年代後半から
1990年代前半にかけて主流だった、いわゆる「マシンガンタイプ」の
ガンシューティングゲームのパイオニアである。

ボタンを操作しての特殊攻撃という概念も本作から
生まれたものである。売り上げの面でも、上述した斬新なゲーム性や
テロリストの手から人質を救出するというわかりやすい
舞台設定などから、国内のみならず海外でも大ヒットを記録している。

弾丸が無制限に使えるわけではなく、撃ってはいけない標的(人質)の
存在もあるため、機関銃とはいえ「考え無しにぶっ放す」ことはできない。
銃はフルオート射撃のみだが、トリガーストロークが長かったので
慣れたプレイヤーはトリガーコントロールでセミオート射撃等を行い
弾薬の節約やボディアーマーを着た敵に対して頭部を狙撃する
という芸当も可能であった。ちなみに、弾丸が尽きた場合は
数秒後に1発だけ補充され、これを撃つと再び数秒後に1発だけ補充される。

弾丸が尽きた状態でゲームオーバーになると
通常と異なり捕虜として捕らえられることになる。
本作の筐体には台上に銃が固定されたタイプがほとんどであったが
銃が分離していてケーブルで接続されているだけの筐体も一部で存在し
実銃さながらに腰だめで構えたり片手で振り回す射撃も可能であった。
また、専用特殊筐体だけでなく同社の『NYキャプター』(1985年)や
『バイオレントシューティング』(1986年)の筐体を流用したり
改造したものも存在する。また、筐体を小児向けにコンパクトにした
『ちびっこオペレーションウルフ』も存在する
(ゲーム内容の変更点としてはステージ選択が出来ず
海外版と同様にステージの順番が固定になっている点を
除いては原典と同一で、表現規制もない)。

ライトガン方式で検出するため、ゲーム中は検出用の画面を
頻繁に表示することで激しく画面フラッシュが発生する。
このため、ポケモンショックを経た現在、現役での稼働は非常に難しい。



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