今回の懐かしのレトロゲーム紹介はこちら 『赤川次郎の幽霊列車』

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今回の懐かしのレトロゲーム紹介はこちら
『赤川次郎の幽霊列車』

発売日 1991年2月8日
ゲームタイトル 赤川次郎の幽霊列車
メーカー名 キングレコード
ゲーム容量 2M+64KRAM
価格(発売当時) 6,800円
備考 なし

プロローグ
のどかな田舎の温泉町「岩湯谷」。ここで、不思議な事件が起こった。
隣の駅、大湯谷に向かう6時15分発の列車の中から
乗客8人が忽然と消えてしまったのだ。岩湯谷から大湯谷までは
わずか15分。走っている列車の中から、8人はどうやって姿を消したのか――。
事件に関して、さまざまな憶測が世間を賑わせている中
この謎を解くためひとりの男が岩湯谷に降りたった。
警視庁捜査一課の敏腕警部・宇野喬一である。
女子大生・永井夕子と出会った宇野は、夕子と共に捜査を開始する。
果たして事件の真相とは? 感動のラストシーンが待っている!!

原作:赤川次郎、画:わたせせいぞう、音楽:すぎやまこういち・・・。
それぞれの道を極めし豪華絢爛なメンバーが集まった。
す、すばらしい、これはもう神ゲー確定。 もはやなにをか言わんやである。
・・・ん?まて、メーカーは・・・キングレコードか・・・。
これら国宝級の名人達をファミコン界で様々な痴態を演じてきた神輿が満足に担げるのか・・・。
とはいえ、キングレコードも「ジーザズ」を無難に仕上げたことだしコレもいけるかとプレイ開始。
結果、ファミコンアドベンチャーで最も楽しく遊べたアドベンチャーゲームであった。
のだが・・好きなゲームゆえ、いろいろとアラが見えてしまうもの。

システムはコマンド選択型のテキストアドベンチャー。
なんだ普通だなと思ってたらなんか不可思議なシステムを強要してきた。
人と話すときになぜか画面が切り替わり、移動モードに。
そして対象者のところにわざわざ歩いて接してから話すという…。

しかも足も遅いという・・・。プレイ開始直後はこれにもなにか意味が
あるのだろうと別段気にも留めずプレイを続行した。
しかし捜査が進めどもいっこうにこの移動モードが活躍する機会が訪れない・・・やがてエンディングへ。

「一体なんだったんだ。これは?」一つ気になることが出てくると続々と出てくるものだ。
新たな疑惑、それは画、わたせせいぞう とあるがなにかがおかしい!
ここで一点の絵のある部分に目が留まる。駅長の足が不自然だ・・・。
これではどこか待ち合わせで退屈してそうな女子高生のポーズではないか。
プロの絵描きがマジメな駅長を表すのにこんな油売ってそうなポーズを選ぶだろうか?

画はわたせせいぞうを謳っているがどうもいくつか・・・いや!
けっこうそうじゃなさそうな画面をいくつも目の当たりにする。これは怪しすぎる。

原作が赤川次郎なだけあり、題材が面白い。
わずか一駅の間に8人が忽然と消えてしまったというミステリーが興味をそそる。
「どうやって?そもそもだれが?何のためにそんなことを?」
捜査を進めるうちに見えてくる背後関係などこの手が好きな人にはたまらないものがある。
途中詰まる箇所も出てくるがなんとか自力でクリアはできる。
攻略はみないほうが楽しめるけど行ける場所が多いせいか詰まりやすいかもしれない。
多分、ゲーム後半、切符を手に入れてからの商店街の聞き込みで詰まることになるだろう。
普通のアドベンチャーだとフラグが立つと音楽が鳴ったり違う反応が
返ってきたりして気づかせてくれるものだが後半の聞き込みではそれがなかった。

このゲームは是非自力でクリアして欲しいですね♪
エンディングが個人的にすごくよかったです!!

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