懐かしのゲーム紹介『MYST』
MYST
■一言MEMO 擬似3D空間を歩きまわり怪しい箇所を 調べてヒントを探したり、仕掛けを 作動させたりして謎解きを行うADV。
グラフィックはプリレンダリング CGの1枚絵で、同世代のカクカクした リアルタイム描画3Dゲームとは一線を 画す美麗なもの。今見てもあまり チープさを感じない。水流や風車 装置の作動にはプリレンダリング動画が 画面内に自然に挿入され、世界観を演出する。
登場するキャラクターは俳優による 実写映像で表現している。この演出は 「IV」まで受け継がれている。
画面全体に背景グラフィックが描かれ メニューやコマンド等の文字ナビゲーションは 一切なし。場所移動・視点変更も 画面上のクリック操作で行う。 画面左右端をクリックで右を向く 道の奥をクリックで前進する 書架の本をクリックすると本を 手にとって開く、といった具合。
元々はアメリカのCyan社のPC用 (Mac/Win)クリックアドベンチャーゲーム。
94年リリースのSS版は バーチャファイター同様、本体と 同時発売だった。
『MYST』と書かれた本の世界に 取り込まれてしまった主人公は、 ゲーム開始後すぐに「ミスト島」 に独り放り出される。ゲーム進行を 助けるようなナビゲーションの 類はほとんど無い。