モトローダー

発売日 1989年2月23日 木曜日
価格(販売当時) 5,200円
メディアタイプ Huカード
データ容量 2M
メーカー メサイヤ

 

ゲームの舞台は西暦2015年。
全ての生活活動がハイパーコンピュータのもとで
効率よくオートマチック化され、王侯貴族な生活を送る中
スリルのない平和な生活に飽きてきた若者らが
自ら改造したレーシングカートを持ち寄りレースを始めた。
いつの頃から彼らを「モトローダー」と呼ぶようになった。
発売されたのが1989年なので26年後のモータースポーツを
想定して作られたゲーム?と想像するところですが・・
モトローダーは原始的なガソリン、エンジン、タイヤを持つ
レーシングカートでのレースゲームな設定となっています。



レーススタート前には宙を浮く超未来的なヘリコプターが
猛スピードでコース上を飛んで下見できる演出がありますが・・・



レーススタート時のスターティングポジションに
並ぶマシーンはちょっとやんちゃに改造された
現代的なレーシングカーといった感じ。
走るコースもアスファルトの走行路、紅白の縁石
芝生を植えたランオフエリアという当時や現代の
サーキットとなんら変わらない様子です。
舞台がコンピューターによりオートマチック化
された生活を送る世界なので、F-ZEROの反重力発生装置を
持つ上空のコースをホバーマシンが激走するような
レースゲームを想像するところですが、超発展した未来で
あえて原始的なレースゲームを展開させるという設定が面白いです。



レースは見下ろし視点なのでファミコンディスクシステムの
ファミコングランプリF1レースのような感じです。
この手の視点だと気になるのが操作方法ですが
よくある左右の方向キーのみのいわゆるラジコン的な
操作と上下左右キーを押した方向に進むゲーム的な操作のどちらかを選べます。


ゲームの醍醐味はマシーンの改造。
レースで勝ち取った賞金でパーツを買ってマシーンを
パワーアップ!タイヤ、エンジン、ブレーキ、ハンドル
ターボといった細かな項目で自分好みのマシーンに改造できます。
また、前方のライバルに手榴弾を発射できるグレネードや
驚異的な加速を得ることができるニトロといった
スペシャルアイテムを買って装着すればより過激なレースが展開されます。


マルチタップを使った5人同時プレイも可能。
そのことから1画面上に常に5台のマシーンが表示
されているので、少し遅れ画面外に外れそうになると
ものすごい勢いで前方に大きく弾き出されます。
ドベだったのに弾き出せれたことで2位に浮上
そしてそのままゴールなんてこともありえます。
ただ、弾き出された時はマシーンの操作が難しく
後方を向いたまま制御不能でまともにレースに戻れないなんてことも。





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