懐かしのゲーム紹介『ロストワード・オブ・ジェニー 失われたメッセージ』ファミコン
ロストワード・オブ・ジェニー 失われたメッセージ
発売日 | 1987年3月25日 水曜日 |
価格(販売当時) | 5,500円 |
メディアタイプ | カートリッジ |
データ容量 | 1M+64KRAM |
メーカー | タカラ |
タカラのファッションドール、ジェニーを主人公と したオリジナルアクション。当時東京・原宿で営業していた ジェニーショップとのタイアップ企画が行われた。
盗まれたミュージカルのシナリオを取り戻すため、ジェニーが6つのステージを進む。 画面はサイドビュー左右任意スクロール。場面により上下に切り替えスクロールする。 ゲームは街の中から始まり、任意の建物を選んで入ると各ステージへと進む。 各ステージは左右に数画面分の広さがあり、基本的に上下2画面分の幅がある。 階段やハシゴで上下画面は切り替えられる。 主人公ジェニーはキック、しゃがんだ状態でパンチを繰り出し スプレーを入手すると遠距離攻撃ができる。スプレーは弾数制限がある。 各ステージ内には宝箱(形状は各ステージごとに異なる)が12個存在し これを10個以上開けると出口の扉が出現する。 扉から出るためにはカギが必要で、カギは宝箱から出現する敵を倒すことで入手できる。 扉から出ると、ボスのカウヘッドとの戦闘画面へと切り替わる。 カウヘッドは強力だが、ステージ内に隠されたJeNnyの5文字を 見つけ出すとステージ右端のかがり火から剣を入手でき これを命中させることで大ダメージを与えることができる。 素手、スプレー、剣の攻撃はセレクトボタンで切り替えることができる。 着せ替え人形のジェニーがパンチとキックで飛び回るという設定は ご愛嬌として、作りを複雑にせず、単純化したところは 低年齢層向けに調整した結果ととらえるべきか。単調ではあるが テンポは悪くない。ジャンプボタンを押すタイミングや 階段の昇降開始位置に融通がきかない点があり、アクションゲームとしてはあと一息の印象。 本作主人公のジェニーはタカラ社のファッションドール。 当初「バービー」の名で発売されたが、バービー製造元の 米国マテル社の日本進出に伴い契約解消、ジェニーと改名され現在に至る。