懐かしのゲーム紹介『ファミリーマージャン』ファミコン

ファミリーマージャン

ファミリーマージャンとはどんなレトロゲーム？
このファミリーマージャンですが１９８７年にナムコから発売された
ファミコン専用の麻雀ゲームでした。
麻雀という大人のゲームを「子供時代からガッツリ覚えようではないか」
というコンセプトを元に子供から大人まで
ファミリーみんなで楽しむことが出来る作品でした。

ゲームの目的は麻雀を全く知らない初心者が
麻雀のルールを段階的に覚えていき最後には麻雀の実践を行い
最強の腕前を持つ師匠を越えるというのが目的です。
麻雀のルールを覚える作品は数多く存在しますが
麻雀道具の名前まで覚える事が出来るのは
このファミリーマージャンだけだったのではないでしょうか。

今まで覚えた麻雀の基本をクイズ形式で解いていくモードもおもしろく
最初は分からなかった麻雀という世界が、身近に感じることが出来ましたね。
ファミリーマージャンというタイトル通りこのゲームさえあれば
麻雀を全て覚えることが出来る
革命的な作品なのでした。

ファミリーマージャンの感想でもあり　レビューでもあり
[イカサマを超えた、究極のイカサマ]
麻雀のイメージで言いますとイカサマという
やってはいけない裏ワザのイメージだと思います。

イカサマがメインの麻雀ゲームも、数多く存在するので
仕方のないことだと思うのですが。
今回のファミリーマージャンに関していうと
イカサマは全く存在しません。
なので、シンプルな正統派の麻雀を楽しむことが出来ます。
しかし、そんな事を思っていたのは最初だけでした。

と言いますのも最強の腕前を持つ師匠との戦いが
異常な難しさだったからです。
このゲームに、エンディングがあるのか分からなかったので
「最強の師匠を倒せば、なにか出てくるかも？」と思った訳ですね。
そして、二時間ずっと戦っていましたが
一回も師匠に勝つことは出来ませんでした。

これだけなら、マージャンの腕前が下手だからなのかな？
と思いがちですがそれ以上に、異常なんですよね。

[コンピューターはずるい]
麻雀というのは、難しい役をあがるほど点数を沢山貰えます。
つまり、どんなに負けていても最後の最後まで諦めてはいけないゲームです。
そんな中で、最も難しい役が「役満」と言われる最高の役なのですが
この役満を、相手の師匠はバンバンあがってきます。

こちらがどんなに点数でリードしていても
最後の最後で「役満がドーン！！」ですからね。
「この局を終われば、遂に師匠を倒すことが出来る…」で
「役満がドーン！！」となった時に
イカサマという表向きな技は無くても「コンピューターの気まぐれ」
という、最高のイカサマを味わえました。

どんな麻雀ゲームでも
絶対に倒せない相手は居ない物ですが
今回のファミリーマージャンに出てくる師匠に関しては
絶対に倒せないでしょうね。