懐かしのゲーム紹介『エルナークの財宝』ファミコン
エルナークの財宝
発売日 | 1987年8月10日 月曜日 |
価格(販売当時) | 5,300円 |
メディアタイプ | カートリッジ |
データ容量 | 1M+64KRAM |
メーカー | トーワチキ |
1987年にファミリーコンピュータで発売されたアクションゲーム。 当時のゲームなのでストーリーはほぼあって無いようなものだが 消息を絶った友人と、隠されたエルナークの財宝を見つけ出す というのが目的である。画面はオーソドックスな見下ろし型で 今で言う2Dのゼ〇ダの伝説のような仕様となっている。 プレイ中に使ったアイテムの種類などにより、主人公の性格が 「ライト」か「ダーク」のどちらかに変化するという当時と しては斬新なシステムが実装されている。他にもステージ中の 特定のオブジェにアイテムを使用すると、様々なギミックが作動するのも特徴。
このゲームをクソゲーとたらしめている要因は 「理不尽なまでの難易度」である。当時のファミコンゲームといえば 少しでも長くプレイヤーび遊んでもらうためにわざと高難易度に 調整したソフトがたくさん発売されていたのだが、最終的には やり込めばクリアできる難易度のものが多かった。 しかし本作は、敵の攻撃パターンや出現バランス 移動速度が遅すぎる主人公、あまりにも理不尽な 謎解きなど難易度やバランス調整を本当に行ったのかと 疑わざるをえない出来だった。その証拠に、エルナークの財宝を クリア出来たという報告があったのはゲーム発売から 約13年後の2000年に入ってからだった。 理不尽な謎解きはゲーム開始の1面からプレイヤーの 前に立ちはだかる。ステージ後半のある場所で十字キーを 使いコマンドを入力すれば突破できるのだが その攻略法に対するヒントもほぼ無いようなもの (まずヒントを見つけるのも困難)。この攻略法を 見つけられなければ延々と画面ループを繰り返し 途方に暮れることになる。実際この1面をクリアできずに 当時のちびっ子たちは諦めていたようだ。 ちなみに死んでしまうとこのような画面が表示されゲームオーバーとなる。 あっけない最後に怒りを覚えたプレイヤーもいたとか…。