ぼうけんのしょを50年守る! ファミカセ『ドラクエ3』バックアップ電池大容量&長寿命化術

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ぼうけんのしょを50年守る!

ファミカセ『ドラクエ3』バックアップ電池大容量&長寿命化術

名作RPG『ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…』がファミコン用
ソフトとして登場してから四半世紀を超えました。すでに本体内蔵の
バックアップ電池は尽き、大事に育てたキャラのデータが記録された
「ぼうけんのしょ」は消えているかと思います。
消えたものはしょうがない。でも、今後もファミコン版で
遊び続けるため、バックアップ電池を半世紀以上もたせるように
改造してみるのはいかがでしょうか。
本来ならファミコンカセットに内蔵されている
ラグ端子付きボタン電池を交換すれば済む話なのですが
現状では入手しにくい代物となっています。
そこでちょっとした電子工作を行ないます。ラグ端子付きボタン電池を
コンビニでも購入できるボタン電池と電池ホルダーの組み合わせに置き換え
さらに2個の電池をセットできるようにする
ダブルバッテリー仕様”にするというもの。
電子工作難度としてはやさしいほうです。

ふっかつのさぎょうてじゅん

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▲『CH7410型ボタン電池ホルダー』を2個用意しましょう
(秋葉原の電子部品屋さんで1個120円くらいで買えます)。
このほかCR2032(ボタン電池)を2個、電子工作に必要な道具も用意してください。

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▲ファミコンカセットのスキマにマイナスドライバーを徐々に
入れるなどして分解。基板上のラグ端子(ボタン電池付き)を
ハンダ吸い取り線やニッパーを使って取り外します。

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▲ラグ端子を外した部分にCH7410型ボタン電池ホルダーをハンダ付けします。

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▲先ほどハンダ付けした裏側にもCH7410型ボタン電池ホルダーを設置。

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▲これが完成したもの。基板を挟み込むように表裏に

電池ホルダーを設置しました。厚みは増しますが、ちゃんとカセットに収まりますよ。

これでおそらく50年以上はデータを維持できる長寿命バックアップ仕様
『ドラクエ3』に生まれ変わったはず(理論上では)。そしてロト伝説を
子々孫々伝えていけるようになるわけです。でも、ボタン電池を外してはいけませんよ。
※本企画は電子工作等に関する知識を持つ者が行なっております。
本企画を実行する場合は自己責任のもとお試しください。そのことにより
損害等が生じた場合でも、一切責任を負いません。あらかじめご了承ください。

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