マニアックすぎるファミコンのトリビア パート③

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マニアックすぎるファミコンのトリビア パート③




◆マニアック過ぎるファミコントリビア⑰◆

まずはちょっと挨拶代わりに、、、

【グ】オホーツク操作手帳

『オホーツクに消ゆ』には、、、
特製の捜査手帳があった
ファミコンソフト『オホーツクに消ゆ』の商品に
入っているアンケートを送ると抽選で5000名に
特製の操作手帳が当たったという。5000個なら意外と残ってるかも!?

◆マニアック過ぎるファミコントリビア⑱◆

お待たせしました。

『オホーツクに消ゆ』でめぐみがヌードになるのは
制作スタッフがプッツンしてたから、、、
元々84年にPC向けに発売されたこのタイトル。
87年にリメイク移植されたファミコン版に仕込まれた
この有名な裏技を知らないファミっ子はいないだろうが
一応説明しておくと、本作の登場人物のひとりであるめぐみと
和琴温泉でバッタリ出会うシーンで、あることをすると
(しないと?)展開されるやりとりである。

【ネタ】オホーツク裏技03
 ※ファミ通1987年19号より

当時の小学生男子にトラウマ級のインパクトを与えた
この裏技について、作者である堀井雄二氏が87年
「ファミ通」や「ログイン」で語ったところによると
以下のような事情があったという。
締め切り間際になると、かなりのスタッフたちが
プッツンしはじめていた。ボクがふと見ると
ちょーど荒井画伯が、和琴温泉のめぐみの絵をデジタライズしていた。「ひゃ~色っぽいなあ。これ脱がせられないの?」とボク。
「そうだ! かくしコマンドで脱ぐようにしようよ」とファミ坊。
「うん、やろうか」と荒井画伯。これが若さか……

◆マニアック過ぎるファミコントリビア⑲◆

tikubi33.jpg
 ※ファミ通1987年19号より

めぐみの乳首は、、、
ピンクにするかしないかで大議論になった
これもファンの間で語り継がれている有名な話。
同じく堀井氏がファミ通誌上で語ったところによると、、、
締め切りが迫っていて、することじゃない。
でも誰ひとり反対する者はなく、すぐさまその追加の作製にはいる。
このあとさらに、乳首をピンクにするかしないかで大議論したなど
誰が想像できるであろう(なさけない)彼らの議論は
どんな答えを導き出したのか。いざ完成した裏技画像を見ると
残念ながら(?)、その乳首はピンク色ではなかったのだ。
それどころか描かれてすらいなかった。そりゃそうだ。
当時、ファミコンといえば小学生がメインのハード。
任天堂のアダルト規制は厳しく、そもそも
ファミコンで乳首表現はNGなのである。

megumiurawaza.jpg

しかしそこは天才・堀井雄二率いる面々……
よく見ると、黒い輪郭線が1ドットだけ欠けている
ことがわかるだろう。なんと彼らは任天堂の
「描くのはNG」という規制を逆手にとり、あえて
ドット抜けさせることによって見事に乳首を
表現してみせたのである。この剛腕、かつ柔軟な発想たるや!
まさに「描かないことで描く」は日本画の
究極表現のひとつ。ぷっつんしてこの境地にたどり着くとは
流石としか言いようのないエピソードであった。




◆マニアック過ぎるファミコントリビア⑳◆

お次は乳首つながりで任天堂の乳首規制は
モンスターには適用されなかった
前述の通り、ファミコンは事実上、乳首表現がNGだった
わけで、その長い抑圧の歴史は、2017年Switch版
『スーパーマリオオデッセイ』でマリオの乳首が
解禁されてとき、大きな話題になったことからも垣間見ることができる。
しかしながら、実はファミコン版『女神転生II』
の一部のモンスターは、その規制から逃れていたようなのだ。
megamitensei2monster0.png

左からピクシー、ハーピー、スキュラ、サキュバスである
。よく見ると魅惑の1ドットが確認できるだろう。
この他にも天使系の一部、バアルなどに同じような
表現が見られる。人間じゃないからOKということなのだろうか

◆マニアック過ぎるファミコントリビア㉑◆

しかし、話はこれだけでは終わらないのがこのブログです

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ファミコンにはモンスターじゃないのに
規制を逃れちゃったキャラがいる、、、
ここでとっておきのネタを紹介しておこう。
『ゴルゴ13第一章 神々の黄昏』の登場人物
チェリー・グレイスである。とあるホテルで彼女と出会うと
なんだか妙に積極的に誘ってくる。そのあと
「お子ちゃまはBボタンを押してね」的なことを
言ってくるので、何かをすると(しないと?)

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こうなる

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驚くべきことに正規品でありながら、このシーンには乳首表現がなされているのだ。それにしても、さすが本編でも世界中の女の抱いて来たゴルゴ。こんなことぐらいでは1mmも動かない。

◆マニアック過ぎるファミコントリビア㉒◆

ファミコン版『ゴルゴ13』の作者は
その昔、個人ホームページをやっていた
17,8年前だろうか、ファミコン版『ゴルゴ13』の
作者を名乗る人物が個人ホームページをやっていたのを
知ってるひとはいるだろうか。残念ながら、それが同作の
シナリオ&ゲームデザインを担当した吉川昇一さんだったのかどうか
不覚にも確証がないのだが、そういうホームページが
あったことは絶対に間違いないのだ。
なぜなら、その作者さん、自ら仕込んだこの裏技を
「正規品ではファミコン唯一の乳首」と評し
どうやって任天堂の厳しい規制をくぐり抜けたのか
オブラートに包みつつ言及していたからである。
g2.jpg
 この1ドットがいかにして任天堂さんの規制をくぐり抜けたのか!?




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