ナムコの人気キャラクターパックマンが大冒険をするアクションゲーム『パックランド』
パックランドとは?
子供から大人まで、親しみ易いキャラクターは
万国共通。日本では、不思議な事が当たり前の国
パックランドで 大活躍。行く手に何が待っているか。
ワクワク、ドキドキ。冒険旅行のはじまり、はじまり。
迷子の妖精をフェアリーの国に送り届けるため
パックマンは冒険旅行に出かけます。街を出て、森を抜け
山を越えて…行く手を阻むモンスターをこらしめて
RUN & JUMP!!無事妖精を送り届けると
パックマンは、空を飛んで帰ることができます。
ドットイートゲームとして地位を確立してきた
パックマンだが、この作品でシステムを大幅に変更する。
パックマンに手足が描かれ、横スクロールアクションゲームに
なってしまったのだ。「ガンダム大地に立つ」ならぬ
「パックマン大地に立つ」である。ボタンは3つ存在し
前後ボタンとジャンプボタンでパックマンを操作する。
姿や操作システムが変わっても、モンスターから逃げ回り
パワーエサをゲットして反撃といった展開は同じなのでファンは安心。
ゲーム説明
1ステージをここでは『トリップ』と呼び
1つのトリップに4つのラウンドが用意されている。
このうち、3ラウンドまでがフェアリーの国までの
このうち、3ラウンドまでがフェアリーの国までの
冒険で、最後の1ラウンドが我が家に戻るまでとなっている。
全トリップ数は8つとなっており、トリップ8をクリアすると
全トリップ数は8つとなっており、トリップ8をクリアすると
ループしてトリップ5のマップに戻り(トリップ数は9と表示される)
トリップ8のマップをクリアすると…という風に繰り返しとなる。
このゲームに登場するパックマンは、今までのシリーズの
このゲームに登場するパックマンは、今までのシリーズの
ような半円形のキャラではなく擬人化されたものに変更されている。
これは、AC版のインストカードやポスターなどに
これは、AC版のインストカードやポスターなどに
擬人化されたパックマンが登場しており、パックマンを
横アクション風にする際、これらを参考にされたと考えられる。
ゲームの中核は大体上の様な話になると思うのだが
その他この「パックランド」というゲームには色々と
当時のゲーム業界を象徴する要素がある。ヘルメットや花
風船などを始めとする様々な「隠しキャラ」なんかもそうだし
FC版になって導入された「ワープ」なんて要素も見逃せない
こういった隠しキャラだの隠しボーナスだのが一般的になったのも
ほぼこの前後の時期からであった様に思う。
特に各ステージ最後、音楽に合わせてジャンプすることに
よって得られる「7650ボーナス」。当時やたらと根を
詰めてこれを練習していた様な覚えもあるが、結局未だに
安定しない。音まで合わせてシミュレート出来るんだが。
ゲーム内容
ゲームの裏技
ラウンド1で、10000点以上獲得します。
10000点以上獲得後、ラウンドをクリアする時に
屋根の上からジャンプしてクリアします。
上記の方法でクリアするとTRIP4へワープできます。
パワーえさを取った状態で行くと出来やすいと思います。
コース上の木かぶや消火栓を押したり、また建物の屋根に
登ったりすると様々な隠れキャラが出現する。
★不思議その1……………ヘルメットはボンネット!
パックマンのかぶっている帽子がヘルメットになれば
小モンスターなんかへっちゃらです。なにしろ
パックマンのかぶっている帽子がヘルメットになれば
小モンスターなんかへっちゃらです。なにしろ
頭で受けとめられ、得点になってしまうのですから。
出現のヒントは、消火栓。
★不思議その2……………風船は行きには出ません。
トリップの帰り道にのみ風船出現。全部で6個。
トリップの帰り道にのみ風船出現。全部で6個。
そのうち1つは、高得点。切株やサボテンがミソですよ。
★不思議その3……………誰も知らない秘密の花。
ゲームに花をそえます。その秘密とは……ないしょです。
ゲームに花をそえます。その秘密とは……ないしょです。
プレイしながら解きあかして下さい。
★この他にも不思議がいっぱい。たっぷりとお楽しみ下さい。
懐かしのチラシ
スーパーマリオブラザーズと因縁深いゲーム?!
横スクロールアクションの元祖といえば、1984年に
ナムコが発売したアーケードゲーム『パックランド』
あの『スーパーマリオブラザーズ』は『パックランド』
を参考にして作られたことは有名な話です。
ファミコン版『パックランド』は『スーパーマリオブラザーズ』
よりも2ヶ月遅れて発売されたため、両者の関係を誤解している人が
意外と多いようです。横スクロール型の「アスレチックアクション」
という概念を生み出した本家本元は、任天堂ではなくナムコ。
ナムコ側から見ると、『スーパーマリオブラザーズ』は
『パックランド』のエピゴーネンに過ぎませんでした。
しかし、『スーパーマリオブラザーズ』の驚異的な
ヒットはナムコにとって予想外だったらしく、慌てて
『パックランド』をファミコンに移植。このときは
「こっちが元祖だよ」とアピールしたいのかな?と感じました。
『パックランド』を踏み台にしたマリオが、パックマンの
手が届かないほどの高みへ飛翔していく様を見て
ナムコは内心悔しかったのだと思います。
『スーパーマリオブラザーズ』の対抗馬として発売された
『スーパーマリオブラザーズ』の対抗馬として発売された
『パックランド』でしたが、このファミコン版
『パックランド』は、アーケード版『パックランド』の
楽しさを十分に伝えることができない劣化移植作品でありました。
『スーパーマリオブラザーズ』が8ワールド4
エリアで構成されているのは、『パックランド』
をオマージュしたためでした。