『がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻』は「がんばれゴエモン」シリーズのSFC版第1弾!
後のシリーズの作風の原点となった本作!
『がんばれゴエモン』シリーズといえば、コナミの
看板タイトルの一つであり、『グラディウス』や
『悪魔城ドラキュラ』等と同じロングランシリーズである。
生誕30年であり、数多くの作品が様々なプラットフォームで
展開されてきたが、特にこの『がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻』は
ゲームシステム、世界観共に後のシリーズの作風を
決定付ける重要なタイトルとなった。
本作のアクションシステムは、ファミコン版の過去作の
本作のアクションシステムは、ファミコン版の過去作の
システムを踏襲しており、上下左右に移動可能な
俯瞰視点画面の「町エリア」での探索がそれに当たる。
しかし本作では、ステージギミック盛り沢山のよりアクション性の強い
しかし本作では、ステージギミック盛り沢山のよりアクション性の強い
横スクロール画面の「拠点エリア」、「ボスエリア」が新たに追加された。
『がんばれゴエモン』シリーズの
『がんばれゴエモン』シリーズの
「町エリア」→「拠点エリア」→「ボスエリア」
というステージ構成は本作が発祥となる。
二人プレイ時に「おんぶ」状態になり攻撃と移動を
分担するシステムや、道場に通って覚えた「術」を
巻物を消費して使う事ができたりと、ファミコン版と
比べて大幅にパワーアップしている。
江戸時代っぽいと思いきや近代的!?独自の世界観!
町並みには長屋が立ち並び、如何にも江戸情緒溢れる
世界観かと思いきや、遊園地があったりゲームセンターが
あったり、からくりロボットが闊歩していたりと謎の世界観が展開される。
ストーリー
はぐれ町に住む天下の義賊・ゴエモンはすっかり顔なじみと
なった相棒のエビス丸から聞かされたほろほろ寺の女幽霊を
退治すべく、さっそくキセルを片手に町を飛び出す。
戦いの末、幽霊の正体である忍者猫のクロベエから江戸に
危機が迫っていることを知らされた二人は
事態を解決すべく日本横断の旅へと出るのであった。
個性的な主人公の二人!
正義感溢れる義賊の『ゴエモン』と、何処まで本気か
良くわからない自称正義の『忍者エビス丸』が本作の主人公。
物語は近隣の「ほろほろ寺」で人々に害を成す女幽霊の
物語は近隣の「ほろほろ寺」で人々に害を成す女幽霊の
退治から始まり、日本を又にかける旅をする事となっていく。
本編そっちのけ!?豊富すぎるミニゲームの数々。
本作は、「町エリア」の探索中に様々な施設を利用する事ができる。
その中には迷路、アルバイト、ゲームセンター等が行える施設があり
それらは本編中のアクションゲームとは全く違ったジャンルの
ミニゲームを楽しむ事ができる。ミニゲームをプレイする事で
お金が増えたり、アイテムが貰えたりもするので実用的で
思わず本編そっちのけでそっちに熱中してしまう事もある。
一つ一つのミニゲームの完成度に驚かされてしまうだろう。
ミニゲーム5:占い
占いやで今日の運勢を占ってくれる。ミニゲームという
程で無いかもしれないが、一応お楽しみ要素有り。
占いの結果次第で、店を出た直後に回りがお花ちゃん
だらけだったり、敵だらけだったり、何も起きなかったりする。
ミニゲーム8:グラディウス
ゲームセンターの施設で行う事ができる。
同社コナミより発売の横スクロールシューティングゲームの
「グラディウス」の1面をプレイする事ができる。
レーザーやオプションもしっかり実装されており
ゴエモンの中で普通にグラディウスが遊べるという驚きのミニゲーム。
出典 binto