懐かしのファミコンゲーム、「モアイくん」の難しさは異常!?

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懐かしのファミコンゲーム、「モアイくん」の難しさは異常です!?




モアイくんってどんなゲームだった?

何故、コナミはモアイくんを発売したのでしょう。・・・モアイ。
その理由ですが、ツインビーや、グラディウスなどに実は
モアイを登場させていて、コナミ側としては愛着のあったモアイを
モアイくんとして採用したらしいのです。ちょっとデフォルメして
可愛い感じになってのデビューでした。挿入曲は、笑点のテーマソング。
「タッタカスタタカ♪スッタンタン♪」とコミカルに流れるのですが
この曲が頭に焼き付いてしまったプレイヤーも多いと思います。
因みに、笑点のテーマが流れるのが奇数ステージで、偶数ステージでは
「吉本新喜劇のテーマ」でした。吉本新喜劇を知らない人は
何の曲だか分からなかった事でしょう。因みに・・・なぜこれらの
曲を選曲したのかは、不明です。調べてみても分かりませんでした。
モアイと笑点、吉本新喜劇・・・謎ですね。
さて、モアイくんができる事は、なんと頭突き。
・・・若干地味ですよね。でも、アクションとしては一段
高いところへ上ることも出来ました。全56ステージもあり
ボリュームのあるゲームでした。最後までクリアした人
凄いです。モアイくんを操ってどうにかして扉に入れば、クリアとなります。

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ちなみに、モアイくんは勇者という設定らしいですよ。
主人公のモアイくんを操って、ピンク色の仲間のモアイ「プッチー」
を助けるのが目的ですが、助けるというよりは、仲間に
なんとかたどり着いてゴールを目指すのに難儀しました。
ええ、本当に頭を使わないとクリアできないゲームでした。
何度セレクトボタンを押して自滅したことか・・・。
放っておくとタイムオーバーにもなるので、のんびり作業することも
出来ないゲームでした。因みに、Aボタンはジャンプ、Bボタンは頭突きで
壁を壊したり岩を移動させたりできました。頭突きで
うまく岩などを移動させて、階段を上るような要領でゴールへ進みます。
因みに、岩を頭突きして放っておくと、勢いよく流れてきたその岩に
当たって自滅するというオチもありました。ステージによっては
頭突きするより、岩を十字ボタンで押し出しする方が良いことも
あったゲームです。ところで、今の社会では、自滅するゲームって
倫理的にNGなような気がします。確か、ロードランナーの自作面でも
詰んだら自滅するボタンがありましたね。当時は、詰んだら
自滅するのは普通の事でしたし、何の違和感もなくゲームしていましたが
たまごっちが流行った時は、キャラクターが死亡することが
大きなニュースになりました。なんと、死亡したたまごっちを
受け入れるお寺もありましたね。




さて、モアイくんに話を戻します。敵が出てくるのは7面からでしたね。
頭突きで敵を倒すことが出来ました。爆弾などのアイテムも登場し
頭突きだけでは壊せない壁を壊したりすることができました。
ゲームとしては、スコア稼ぎなどはないものの、無難なつくりと
なっていて、バグもなく良くできたゲームでした。今思うと
曲がコミカルなので、無理なく頭を使って挑戦できたのかも!?
その一方で、だんだん難しくなるのに、隠しアイテムなど
ユーザーのテンションを盛り上げるアイテムがなく、飽きやすい
内容でもありました。ハマると最後まで挑戦してしまう中毒性も
あったのですが、最後までプレイできた人は少ないのではないかと思われます。
操作性は非常に良くて、スピードが出過ぎたりすることもなく
プレイにあたってはイライラすることはありませんでした。
一応裏ワザがあって、ステージセレクトが出来ました。
これは誰しもが行っていたと思われるので
裏ワザというほどの事でもないかもしれません。
また、クリア不可能な隠し面がありましたね。
画面は移動することなく、一画面のままのため、プレイしていると
曲は変わっていますし、他人がゲームしている所を見ると
面白いものですが、このゲームに限っては、見ていても面白みに
欠ける感じは否めないでしょう。いつまでもプレイしていると
電源を切りなさいと親に叱られたのを思い出します。
ゲームの序盤の方は、初心者でもとっつきやすいゲームだと思います。
後半は鬼のように難しくて、筆者はクリアできませんでした。
隠れた名作でもあるでしょう。昨今は、ファミコンのゲームが
スマホで出来たりしますが、操作性が良いので、スマホで
発売してくれたら、結構いい暇つぶしになると思うのですが
コナミさん、開発してくれませんかね!?通勤時間も楽しく
なること請け合いです。今でも十分に楽しめるゲームだと思います。
後半になると、モアイくんの武器である頭突きが通用しない
火吹きのモアイ像が出てくるのですが、モアイとモアイを
戦わせるのがこれまた謎だったりしました。・・・モアイは
全員仲間ではないのか。色々と突っ込みどころがある
ゲームでしたが、楽しい思い出として記憶に残るゲームでした。




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