あまり知名度は上がらなかった!?「フェラーリ Grand Prix Challenge」の評価は

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フェラーリ Grand Prix Challengeとは

これまで、各ゲーム会社から様々なレースゲームが
誕生していますが、このフェラーリ Grand Prix Challengeは
ココナッツジャパンから1992年に発売されたレースゲームです。
あまり知名度は高くありませんが、その理由の一つに
このころはファミコンからスーパーファミコンへ
移行する時期でもあり、ファミコンソフトを買うなら
ハードをスーパーファミコンに変えようという考えも多かった時期です。

フェラーリ Grand Prix Challengeのゲーム感は

ゲームのオープニングは、ファミコンらしい
サウンドと共にファミコンらしいグラフィックで始まります。
その後、ドライバーの名前をアルファベットで
決めていくのですが、この演出はゲームに気持ちが入りやすい演出です。
レースを始める前に、操作方法を「マニュアル」か
「オートマチック」から選ぶことができます。
レースが始まる前に、自分のベストタイムも表示され
赤シグナルから青シグナルへと変わりレース開始です。
マシンがスタートすると2.6秒後には時速230㎞に達し
なかなかのスピード感で見とれているとああっという間に
コーナーが表れ、コースアウトしてしまいました。
これは、なれるまで時間がかかるかもしれません。
ラップ計測が終わると、いよいよレースの開始です。
合計13台のマシンがスタートしましたが私のマシンは13番目からのスタート。
先ほどの一周はラップ計測ではなく練習だったのかもしれません。
コースを走れば走るほどマシンにもコースにも慣れてくるので
慣れれば慣れえるほどこのゲームは面白くなってきます。




サウンドと演出が素晴らしい!

ゲーム中の選択で、サウンドの有り無しを
選べるところも良いのですが、レース中のサウンドも
とてもかっこよく感じの良いサウンドに仕上がっています。
さらに、レースでもコースアウトや敵マシンと
接触するとスピン、オイルを踏んでもスピン
過剰なスピードでコーナーを回るとスピンなどの演出もリアルで良いです。
全16戦をポイント形式で戦って行くところも飽きさせません。
ファミコン時代後期のゲームですが、ファミコンで
ここまで完成させている「ココナッツジャパン」は
どのような会社なのでしょうか。

「ココナッツジャパン」とは

フェラーリ Grand Prix Challengeを販売した
ココナッツジャパンの正式名称は株式会社
ココナッツジャパンエンターテイメントで本社は東京にあったそうです。
ココナッツジャパンのヒット商品の代表格は
パチ夫くんシリーズは26シリーズにも及び
ココナッツジャパンを支える大ヒット商品のようです。
しかし、2000年にゲーム業界から撤退し、2002年に倒産してしまいました。

輝かしいスクーデリア・フェラーリにも低迷期があった。

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フェラーリ Grand Prix Challengeは、F1に参戦している
スクーデリア・フェラーリをモデルとして作られていますが
スクーデリア・フェラーリは2019年に90周年を迎えました。
1929年にレース・サポート組織として誕生して以来
華やかなマシンでレース業界の中で輝き続けてきました。
F1だけではなく、ル・マン24時間などの
様々なレースに歴史を刻み続けてきました。
そのようにレース界にて輝かしい歴史を持つ
フェラーリにも低迷期があり、その低迷期が
フェラーリ Grand Prix Challengeが発売された1992年頃でした。
ドライバーはジャン・アレジ、イヴァン・カペリ
でしたがシーズン途中で解雇されニコラ・ラリーニでレースを戦っていました。
マシンは、F92AとF92ATと呼ばれるマシン。
形的には、「ダブルフロア」というアンダーパネルと
サイドポンツーンの間に空間を設け、多くの気流を
流し込みデイフューザーの排出効率を高める
新しいアイデアとデザインで勝負をかけたのですがうまくいかず。
フェラーリ低迷期はその後1996年まで続きました。
たまたま時期が重なっただけにフェラーリ
Grand Prix Challengeには罪はないんですけど。
フェラーリファンには記憶に残る出来事です。

まとめ

いかがでしたか。
フェラーリ Grand Prix Challengeの評価は高いと言えます。
画面から伝わるスピード感や、操作方法、演出、サウンドも
良いですし慣れてくると面白さがましてきます。
フェラーリ Grand Prix Challengeが発売された1992年は
スクーデリア・フェラーリが低迷期に突入した年です。
あなたの手でスクーデリア・フェラーリを立て直してみませんか。




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