懐かしのゲーム紹介『悪魔城伝説』ファミコン
悪魔城伝説
発売日 | 1989年12月22日 木曜日 |
価格(販売当時) | 6,500円 |
メディアタイプ | カートリッジ |
データ容量 | 3M+64KRAM |
メーカー | コナミ |
ジャンル | アクション |
FC版『悪魔城ドラキュラ』シリーズ3作目です。
他機種での初代『悪魔城ドラキュラ』 リメイク移植作なども
含めたシリーズ通算では6作目にあたる。 FC版3作の制作スタッフは
同じであり当初タイトルはゲーム雑誌で 『ドラキュラIII』と発表されていた。
FC版2作目『ドラキュラII 呪いの封印』 はアクションRPGだったが再び初代同様の
ステージクリア型の純アクションとして作られた。 従来の作品同様
意図的に融通が利かなくなっている操作性から来る 高い難度と全体に
漂うゴシックホラーな世界観がウリ。仲間になる パートナーキャラクターや
ステージ分岐VRC6音源によるFCとは思えない 驚きのBGMなど
数々の新システム・要素が惜しげもなく詰め込まれており シリーズの中でも屈指の人気を誇る作品でした。
本作では特定のステージを攻略すると分岐ポイントが発生する
システムが 採用されていました。ここでどの道を選ぶかによって
次に進むステージが 変わってくる訳です。その選択によって
今後の難易度が変わるのはもちろん ルートによっては後述する
仲間と出会えるかどうかが左右されることもありました。
現在では、ルート分岐はありふれたシステムですが当時のゲームは
プログラム容量が限られていたこともあって実装が難しいシステムといえました。
しかも、ゲーム全体のバランスも崩れないように細かく配慮してあり
今見直しても(当時の開発環境の中で)よく作れたものだと感心させられます。
もう1つ、本作で傑出していたのが仲間との共闘システムでした。
特定のステージを攻略するとイベントが発生し、ドラキュラに囚われていたり
ある理由からその土地にとどまっていたりした正義の心を持つ人物と出会えることに!
そんな隠しキャラは、全部で3人用意されていました。 今日まで続く
『悪魔城ドラキュラ』シリーズの基礎部分が完成したのは この『悪魔城伝説』に
おいてといっても過言ではなくゲーム性、グラフィック 音楽、演出などなど
あらゆる点で最高峰の「名作」です。 悪魔城ドラキュラシリーズファンなら
一度はプレイしておいたほうがいい作品ですね♪
■裏ワザ
【連射アイテムの出現法則】 斧などの補助武器でロウソクを壊していく。
10個目でコントローラ2 連射アイテムが 20個目で?連射アイテムが出現する。
グランドの短剣とサイファの魔法では 連射アイテムは出現しない。
【サウンドテスト】
タイトル画面でコントローラーのA、Bを押しながら スタートを押すと
サウンドテスト画面に なり十字ボタンの上下で選曲して Bを押すと聴ける。