懐かしのゲーム紹介『アウトランダーズ』ファミコン
アウトランダーズ
発売日 | 1987年12月4日 金曜日 |
価格(販売当時) | 5,300円 |
メディアタイプ | カートリッジ |
データ容量 | 1M+64KRAM |
メーカー | ビクター音楽産業 |
原作は真鍋譲治のコミックス。人々との会話を中心に
イベントをクリアしていくマルチウインドウコマンド選択式の アクションRPG。
戦闘は必ず逃げられる設定。
異星の王女と恋に落ちた若者が繰り広げる長編SF。
主人公若槻哲也(テツヤ)となって、とらわれた王女を
救出すべく 帝国の闇に立ち向かう。画面はトップビュー。
移動画面では4方向に任意スクロールする。敵と遭遇すると 単画面の戦闘画面に切り替わる。
ゲーム中は、Aボタンでサブウインドウをいつでも 呼び出すことができる。
Bボタンで装備している武器を使用する。 戦闘画面では敵のアルゴリズムは
一定なので、必勝パターンに 持ち込むことができる。
また画面外に移動すれば戦闘から 必ず離脱できる。
戦闘アクションという面ではかなり 難易度の低いチューニングとなっている。
戦闘で敵を倒すと、戦闘画面離脱時に経験値が手に入る。
経験値はレベルアップに必要だが、アイテム 「にこちゃんばっち」を
必要な数だけ収集して おかないとレベルは上がらない。
にこちゃんばっちは 様々なイベントをクリアすると随所で手に入る。
重要なのはアイテムの「パン」で、移動中常時消費する。
パンがあれば移動により体力は回復するが、なくなると
逆に体力が減少することになり、パンの残数には
常に気を配っておく必要がある。 ゲーム序盤で手に入れた「剣」は
鍛冶屋でより 強力な剣へと鍛えていくことができる。
全般、様々に新要素を盛り込もうとする意欲は感じられるが
どれも二番煎じな印象がぬぐえない。 また体力や残りパンなどの
ステータスがコマンドを 実行しないと確認できないなど
ユーザー視点での配慮に欠く部分が多い。 原作者真鍋氏自身が
このゲームの出来のひどさに嘆き悲しんだという噂も。