懐かしのゲーム紹介『さんまの名探偵』ファミコン 攻略してみた♪
さんまの名探偵
発売日 | 1987年4月2日 |
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ゲームタイトル | さんまの名探偵 |
メーカー名 | ナムコ |
ゲーム容量 | 1.5M |
価格(発売当時) | 4,900円 |
備考 | なし |
数多く登場させたコマンド選択式アドベンチャーゲーム。
いうダイヤモンドを探す事を目的としている。
助手というのは『ポートピア連続殺人事件』(1983年)
『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』(1984年)などの一般的な
ミステリゲームとは逆の構図である。通常のエンディングの他
計3つのバッドエンド(真犯人誤認・遭難・真犯人逃亡)が用意されている。
バッドエンドなどストーリー進行に関わる内容もある。特にミニゲーム「ギャラクシガニ」は
同社のゲーム『ギャラクシアン』(1979年)のセルフパロディである。
他にもBGMの一部や効果音などに、『ディグダグ』(1982年)、『ゼビウス』(1983年)
『ワルキューレの冒険 時の鍵伝説』(1986年)などの作品で用いられたフレーズが現れるといった
ナムコ作品のセルフパロディ的な要素が随所に見られる。
覗いたりするなどのお色気要素もある。
さんま
キミとコンビを組んで大活躍する、ヒョーキンものの名探偵。 |
ぶんちん
人気落語家。パーティの最中、殺害される。 |
吉本あやこ
事件の依頼人。ぶんちんの婚約者だった。 |
吉本たかゆき
あやこの父。関西お笑い界のドンと異名をとる。 |
はんしん
人気漫才コンビだが、最近スランプ気味。 |
きょじん
人気漫才コンビだが、最近スランプ気味。 |
いくよ
たかゆきを恨んでいるという話もあるが……。 |
くるよ
たかゆきを恨んでいるという話もあるが……。 |
のりお
たえず良からぬうわさをたてられる漫才師。 |
しんすけ
金に困っていたが、近く大金を手にするとか。 |
サブロー
シローは元兄でしのぶんちんに、うらみを… |
シロー
シローは元兄でしのぶんちんに、うらみを… |
吉本興業社長の別荘で開かれていたパーティーの最中に桂文珍が殺害され
金庫室からダイヤが盗まれた。 文珍の婚約者から依頼を受けた探偵さんまが
事件の捜査を開始する。 さんま探偵事務所からゲームはスタートする。
プレイヤーは探偵さんまの助手という設定。
画面右端に並ぶ8つのアイコンからメインコマンドを選択し
続いて表示されるサブコマンドで細かな指示を出す。 サブコマンドで
「そのた」を選択すると画面上にカーソルが出現し 特定の対象を直接指定できる。
操作系の充実は特筆に値する。打てば応えるレスポンス当たり前のことが
当たり前にできているインターフェースに 古参メーカーの底力を感じる。
メインコマンドから「移動」を選択すると マップ画面へと切り替わる。
マップ画面ではさんまを 直接十字キーで移動させ目的地へと向かう。
捜査が進むにつれて移動できる範囲が広がり 物語中盤からは新幹線に
乗って東京へと移動できるようになる。
ゲーム展開はおおむね一本道で、張られた導線のままに 進めていけば
自然とクリアに到達できるように調整されている。
しかし行動範囲が広がると次に何をすべきかわからなくなることがあるので
その救済策として、マップ上のゲームセンターでプレイできる
ミニゲーム「ギャラクシガニ」クリアで進行上のヒントがもらえる。
またコマンド総当たりによる力技クリアを回避するため
特定の箇所でのコマンド選択を間違うと 真のエンディングに到達できないようになっている。
登場人物のグラフィックもセリフも、本人の特徴を 見事に捉えていて
見ているだけで楽しく、吉本ならではの大盤振舞いに敬意を表する。
しかし登場人物の愉快な雰囲気とは裏腹に、殺人事件やその裏でうごめく陰謀
人間の弱さや醜さといった内容を扱う シナリオはリアルで生々しく
また臨場感を演出するBGMと相俟って このゲームを実際にプレイした人と
外側からパッケージを 見ただけの人とでは、このゲームに対して持っている
印象が大きく異なっているようだ。
アイテム一覧表
アイテム | 取得方法 |
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しゃしん | 吉本の家(あやこの部屋)であやこから貰う |
レンズ | 吉本の家(金庫室)の床を調べる |
ねたほん | 巨人の家の冷蔵庫の氷の中 |
りょうしゅうしょ | テレビ局の箱の中 |
ふなけん | 文珍の家で扇風機を回す |
たこやき | 居酒屋でさんまマーク |
ディスク | 巨人の家で巨人から貰う |
ペンダント | カメダでくるよにたこやきを渡す |
かぎ | 温泉でサブローにもらう |
くさり | シローの家のゴミ箱の中 |
ライター | 吉本の家(ホール) |
けいやくしょ | のりおから貰う |
せいめい | シローの家の前の古新聞の中 |
ダイヤ | 紳助の死体現場 |
かきおき | 紳助の死体現場 (取らなくてもクリア可能) |
きょうはくじょう | 吉本の家(秘密の部屋)の金庫の中 |
攻略チャート①
・金庫室:コンタクトレンズを調べて取る
・ホール:灰皿を調べる、灰皿を叩く、ライターを取る
・あやこの部屋:事件・出席者・文珍について聞く
・たかゆきの部屋:「いくよ」について聞く
ここでやることは2つだけです
・扇風機を回す
・チケットを取る
攻略チャート②
次にMAP右下の毎朝テレビに入ります。
・人を探す「いくよ」「くるよ」
・くるよに「シロー」について聞く
・人を探す「サブロー」「シロー」
・サブローに「きょじん」について聞く
新宿に居るとのことなので向かいます
・人を探す「はんしん」
・聞く「じけん」「しごと」
・人を探す「きょじん」
・聞く「いいネタ」
【毎朝テレビ】
・押す→左のスイッチ
・開ける→箱
・調べる→箱の中
・取る→かみきれ
花月の楽屋に行くと、テーブルにチラシが置かれています。
・しらべる→テーブルのチラシ
・しらべる→チラシ
たこいちにはんしんが居ます。
・聞く「ネタほん」「きょじんのいえ」
巨人の家についても留守のようです。
・開ける→メーターボックス
・調べる→メーター
・叩く→ドア
・開ける→冷蔵庫
・叩く→こおり
またまた出て入りなおすと、今度は巨人が家にいます。
インターホンを押すと中に入れてくれます。
・押す→インタホン
攻略チャート③
スタジオカメダに行くとくるよがいます。
・見せる→領収書
・見せる→コンタクトレンズ
・聞く→あのばんのこと
・取る→レオタード
居酒屋みどりに入ると、シローがいます。サブローの居場所を教えてもらいましょう。
・取る→たこやき
・のむたべる→ビール×2回
再度スタジオカメダに向かいくるよと話します。
・証拠品→わたす→たこやき
・取る→ペンダント
つぎに有馬温泉に行き、サブローに会います。
・証拠品→みせる→ペンダント
・聞く→シローの家
・叩く→かにかに→肩
シローの家についても不在で中に入れません。
・調べる→紙の束
・使う→ライター
・取る→古新聞
※犯行声明が見つかります
再度有馬温泉に戻り、サブローを殴ってシローの家の鍵を受け取ります。
・どつく
・取る→鍵
シローの家に再度行き、鍵を使って中に入りましょう。
・調べる→くずかご
・取る→きんのくさり
攻略チャート④
次に居酒屋みどりへ行くと、やすしがいるのでご機嫌をとりましょう。
・取る→ごきげん
ご機嫌を取るとクラブポピーの場所を教えてくれます。
道頓堀に行くと、しんすけがいます。
・「ペンダントorネタほんorやみのていおうorみつゆ」について3回聞きましょう
そうするとしんすけが逃げますので追いかけましょう。
悲鳴のする建物に入るとしんすけが死んでいる。
・取る→アフリカの星
・取る→手紙
ここで謎をといてくれ!と言われます。
・いいえ→アフリカのほしを渡す
・はい→謎をとく→宝探しにいくか?でいいえを選択
攻略チャート⑤
・押す→トロフィー
・押す→スイッチ
・回す→いす
これが仕掛けとなり隠し階段が出現します。
エンディングとなります。
感想
かわいらしい見た目とは裏腹に、作りこまれたシナリオでグイグイゲームに引き込まれてしまいます。
ゲーム中のBGMはPOPでダラっとしたノリではあるのですが、緊迫のシーンでは怖いBGMに急変。
BGMの緩急のつけ方が本当に絶妙なアドベンチャーゲームです。
後半は少し急展開な印象は否めませんが、今でも十分に
遊ぶ価値のあるゲームであることは間違いありません。
おまけ
BADEND