懐かしのゲーム紹介『アトランティスの謎』ファミコン
アトランチスの謎
発売日 | 1986年4月17日 木曜日 |
価格(販売当時) | 4,900円 |
メディアタイプ | カートリッジ |
データ容量 | 384K |
メーカー | サンソフト〔サン電子) |
■一言MEMO
アトランチスの謎とは?
全100面構成のアクションゲーム。
『アトランチスの謎』とは数あるファミコンのクソゲーの中でも
トップクラスの“凶悪なクソゲー”として少年、少女の脳裏に刻み込まれているタイトルである。
主人公のウィンを操作し、襲い来る敵を小型爆弾のボンで倒しつつ
ゾーン間移動を繰り返しながら最終面にいる彼の師匠を助けに行くというのが目的。
主人公は探索家のウィンでその師匠を助けるのが目的。
武器は爆弾のみしかない。
自分の爆弾でも死んでしまうし鳥の糞でも死んでしまうという
なかなかな難易度でしたね・・・。
ZONEと呼ばれるステージは全100面という膨大な数ではあるが
全てをクリアしていく訳でなく、あちこちにワープの扉があり
ステージを飛び越しながら最終面を目指すシステムとなっている。
念の為補足しておくがアトランティスの謎ではなくアトランチスの謎が
正しいタイトルである。決してタイプミスではない。
あの『スーパーマリオ』を超えた!?
本作の1年前である1985年に発売され、歴史的大ヒットなっていた
横スクロールアクションの名作『スーパーマリオブラザーズ』を
超えることを目指しサンソフトが持てる技術の全て注ぎ込み制作された。
発売当時のキャッチコピーは「待ちに待った超ウルトラ・アドベンチャーゲーム!!」と「あのスーパーマリオを超えた!!」の2つ。
たしかにステージ数と難易度はスーパーマリオを超越していたので誇大広告ではないのかな。(笑)
キャラ操作に癖がありすぎる
主人公の基本動作が難しく、特にこの手のアクションゲームで
ジャンプした際に空中での制御ができないのは致命的ですね。
どの面にも落ちたら即死の穴があちこちにある本作でこの仕様はかなりツライです。
しかも一部の面では床が滑るため、ジャンプ操作はさらに苛烈を極める。
あとコウモリの糞を浴びるとなぜか石化して即死する。
難解なZONEワープ
ZONEにある扉に入り、面から面へとワープしていくのが本作の特徴であるが
ステージ上に普通にある扉だけでなく、隠し扉が多数存在する。
何もない場所にボンを投げ爆発させると出現する隠し扉に対するヒントは一切なく見つけるのは非常に困難。
他にも落ちたら死ぬ穴の先にある扉や、高い場所から何も無い方向へジャンプ
するとある扉など常人では見つけることは不可能な扉も存在する。
それどころかとある場所で下ボタン連打するとワープできるという謎のワープ方法もある。
俄かには信じ難いステージも…。
100個あるステージを、ワープを利用して探索してゆく仕様は
当時としては斬新で面白いのだが、中には正気を疑う狂ったステージがある。
特に有名な42面などは、真っ暗な足場のないステージであり、ワープ直後
何もできず延々と落ちて死に続け全機失いゲームオーバー確定という冗談みたいなステージである。
しかも55面・59面・84面に行ける扉はどこにも存在しない。
これは開発者の“繋ぎ忘れ”と思われる。
この面をプレイするには裏技のステージセレクトを利用するしか方法がない。
ストーリーが謎
クリアしてもタイトルである『アトランチスの謎』とは
なんであったかはおろか、囚われた師匠もなぜ囚われていたかも一切明かされない。
アトランチスの謎どころかゲームストーリー自体が謎のまま
助け出された師匠が嬉しそうに動き回っているだけで、エンディングすら存在しない。
ちなみにこの師匠はサンソフトの伝説のクソゲー『いっき』の主人公「権べ」である。
作品の壁を超えた友情出演です(笑)。
■裏ワザ
【面セレクト】 タイトル画面で、コントローラ1 のセレクトを33回 コントローラ2 のAを22回押す。次に?のA、Bボタンを 押したままスタートを押し、セレクトで面を選ぶ。 【無敵】 タイトル画面で、コントローラ1 のBを33回押し セレクトボタンと上、コントローラ2 のA、Bボタンと 下を全部押したままスタート。 【フリープレイ】 タイトル画面で、コントローラ2 のAを11回押し ?のAを22回押してからゲームを始めると、人数が減らなくなる。 【近くにボンを投げる】 コントローラ1 の十字ボタンの下、コントローラ2 の十字ボタンの上を押したまま、Bボタンを押す。 ■プチ攻略
最短ルート
謎明かしですが、最短ルートは、
1⇒11⇒52⇒91⇒95⇒93⇒96⇒98⇒99⇒100
で確かいけました‼️
ぜひチャレンジしてみてくださいね♪