懐かしのゲーム紹介『エレベーターアクション』ファミコン
エレベーターアクション
タイトーのエレベーターアクションが懐かしい(ファミコン版)スパイアクションゲーム!!
発売日 | 1985年6月28日 金曜日 |
価格(販売当時) | 4,900円 |
メディアタイプ | カートリッジ |
データ容量 | |
メーカー | タイトー |
ファミコン初期のゲームでタイトーが出したアクションゲーム。
ビルの屋上から進入して、エレベーターで昇り降りしながら、マル秘書籍を
盗み出すのが目的です。
主人公はルパン?のような容姿のスパイ。マル泌書籍を盗むのだが敵がピストルで
攻撃してくるので、かわさないといけない。弾に当たるとミス。
自身もピストルを持っているので敵をやっつけることが出来る。
また、エレベーターで潰してやっつけることもできる。これが中々面白い。
サドにオススメである。実に2020年現在からすると35年前のゲームである。
懐かしさでいっぱいです♪
↓タイトル画面
2つのゲームモード
「エレベーターアクション(タイトー)」には2つのゲームモードがあり
タイトル画面で選ぶようになっています。
- 1 PLAYER
- 2 PLAYERS
1 PLAYER…
1人でプレイするモードです。
2 PLAYERS…
2人でプレイするモードです。各自機の死亡を挟んで交互にプレイするようになっています。
「エレベーターアクション」の画面構成
エレベーターアクション : 画面構成
スパイ(自機)…
画面内の茶色の服を着たキャラクターが「スパイ」です。プレイヤーが操作する自機になります。
ガードマン(敵キャラ)…
画面内の黒い服を着たキャラクターが「ガードマン」です。敵キャラになります。
エレベーター…
上下の移動に使います。天井に乗る事も出来ます。
エスカレーター…
上下の移動に使います。
エスカレーターに乗っている間はピストルは撃てません。
赤い扉…
秘密書類の隠されている部屋の扉です。ドアの前にある白いマットの上に
ドアの方向を向いて立つ事で中に入る事が出来ます。
青い扉…
ガードマンが出入りする扉です。スパイ(自機)は入る事が出来ません。
脱出口への道は「ブロック」によって塞がれています。
このブロックは「ちゃっくん」の爆弾では破壊する事が出来ません。
解放したハートが画面上方に上昇して行く途中で破壊されるようになっています。
壁…
通路を区切る壁です。ピストルの弾を遮ります。
フロア数…
各フロアの右上にある数字は「フロア数」になります。
フロアは30階から地下1階(B1)まであります。
1UP/2UP(現在のプレイヤー)…
現在のプレイヤーがプレイヤー1であるかプレイヤー2であるかを表します。
現在のプレイヤーがプレイヤー1の場合は画面左上に「1UP」
現在のプレイヤーがプレイヤー2の場合は画面右上に「2UP」と表示されます。
プレイヤーの得点…
「1UP/2UP」の下の6桁の数字は現在のプレイヤーの得点を表します。
コントローラーの操作方法
コントローラーの操作方法
十字ボタン – 通常…
- 上 … 立ち上がる
- 下 … しゃがむ
- 左 … 左側へ移動する
- 右 … 右側へ移動する
十字ボタン – エレベーター…
エレベーターの中にいる時の操作です。
- 上 … エレベーターを上へと移動させる
- 下 … エレベーターを下へと移動させる(※)
(※エレベーターの中にいる時はしゃがむ事は出来ません。)
十字ボタン – エスカレーター…
- 上 … エスカレーターで上に上がる
- 下 … エスカレーターで下に下がる
エスカレーターの前の白いマットの上にいる時の操作です。
十字ボタン – 赤い扉の中…
赤い扉の中にいる時の操作です。
- 左/右 … 白いマットのある方向ボタンで赤い扉から出る(※)
(※左/右を押さなくても一定時間が過ぎると自動的に扉から出て来ます。)
Aボタン…
スパイをジャンプさせます。スパイのジャンプはジャンプキックにもなっています。
Bボタン…
ピストルを撃ちます。
セレクトボタン…
タイトル画面でのゲームモードの選択に使います。
ゲームプレイ中は使用しません。
スタートボタン…
タイトル画面でのゲームの開始に使います。
ゲームプレイ中はポーズ機能(一時停止/解除)として働きます。
「エレベーターアクション」のゲーム進行
敵ビルに侵入する
1面は屋上からビルに侵入する場面から始まります。2面以降はこの場面はありません。
秘密書類を集めて行く
エレベーターやエスカレーターを使ってビル内を移動しながら秘密書類を集めて行きます。
秘密書類は赤い扉の部屋に隠されています。これは赤い扉の中に入る事で手に入れる事が出来ます。
赤い扉の中へはその前にある白いマットの上で赤い扉の方を向いて立ち止まる事で入る事が出来ます。
扉の中から外へと出る時には白いマットのある方向を押します。
また、何もしなくても一定時間が過ぎると自動的に赤い扉から出て来るようになっています。
ガードマン
ビル内を警備しているガードマンです。
スパイに向かってピストルを撃って来ます。青い扉から出入りします。
ガードマンの倒し方
ガードマンは次の方法で倒す事が出来ます。
- スパイのピストルで撃つ
- スパイのジャンプキックを当てる
- エレベーターを使って押し潰す
- ランプを落下させて当てる
エレベーターを使って押し潰す方法はエレベーターの下部と床
エレベーターの上部と天井を使って行う事が出来ます。
また、ガードマンはプレイヤーが何もしなくても勝手に
エレベーターに押し潰されて死亡する事もあります。
これ以外にガードマンはエレベーターの昇降路に落下して死亡する事もあります。
発狂モード
ガードマンは一定時間が過ぎると発狂モードに入ります。
発狂したガードマンは狂ったように弾を連射し始め、伏せた状態からの発砲を
行って来るようになります。また、ガードマンの出現数が通常時よりも1人多くなります。
エレベーター
エレベーターの中に入った状態で上ボタンを押すと上へ、下ボタンを押すと下へと移動します。
エレベーターは天井に乗る事が出来ますが、天井に乗っている状態からはエレベーターを操作する事が出来ません。
エレベーターの昇降路
エレベーターの昇降路はジャンプで飛び越える事が出来ます。
但し、エレベーターのケーブルがある場合は飛び越えられず、通り抜けも出来ません。
エスカレーター
エスカレーターの上側にある白いマットの上で下ボタンを押すと下へと移動
エスカレーターの下側にある白いマットの上で上ボタンを押すと上へと移動の移動が行えます。
エスカレーターでの移動中は弾に当たっても死亡しません。
エスカレーターでの移動中はスパイもガードマンも攻撃を行う事が出来なくなります。
ランプ
ピストルで撃つと落下します。
ランプを落とした後は、一定時間、全フロアが停電状態になります。
ランプをガードマンの頭上に落とす事でガードマンを倒す事が出来ます。
地下1階まで降りてビルから逃走する
秘密書類を全て集めたら地下1階にまで行き、用意してある逃走用の車に乗って逃走します。
スパイの操作が可能なのは地下1階にスパイが辿り着くまでで
そこからの逃走用の車まで移動、乗り込み、逃走は全て自動的に行われます。
秘密書類の取り逃しがある場合は、地下1階に辿り着くと同時に
取り逃した秘密書類のある場所(赤い扉の前)に(謎の力によって)強制的に移動させられます。
秘密書類の取り逃しが複数ある場合はその内の最も高いフロアに
位置する取り逃し場所(赤い扉の前)へと移動させられます。
次のステージへと移る
逃走する際に[1000点xステージ数]がボーナス点として与えられます。
逃走完了後、次のステージへと移ります。
スパイ(自機)の残り機数の増加
10000点獲得時にスパイの残り機数が1機増えます。
スパイ(自機)の死亡条件
スパイの死亡条件は以下の3つです。
- ガードマンのピストルの弾に当たる
- エレベーターの昇降路に落ちる
- エレベーターに押し潰される
ゲームオーバー
残り機数が0機の時点でスパイが死亡するとゲームオーバーになります。
なお1994年にエレベーターアクション リターンズがアーケードで出ています。
ゲームアーカイブス&リメイクタイトル
現在プレイしたければSwitchやPS4のゲームアーカイブスにてAC版が配信されているのでそちらを購入すれば遊ぶことができる。
AC版もFC版もBGMは同じなので、あの懐かしい曲を聴きながら30年ぶりにプレイしてみるのも一興であろう。
また2011年にはPS3用配信専用ソフトとしてポリゴンキャラにてフルリメイクされた
『ELEVATOR ACTION DELUXE(エレベーターアクションデラックス)』が
スクウェア・エニックスから発売されている(現在タイトーはスクウェア・エニックスの子会社である)。
こちらは銃を撃つと他の階の警備員に気付かれる、パンチによる地上近接攻撃などの
スニーキング的な新要素が多く追加され、よりスリリングなスパイ活動が演出されている。
また状況に応じて数種類の武器を入れ替えて装備することもできるなど新システムが多数採用されている。
さらにネット通信による最大4人の同時対戦が可能となっている。
おまけとしてアーケード版「エレベーターアクション」もそのまま収録されているので、オリジナル版も楽しめる。