懐かしのゲーム紹介『ロックマン2 Dr.ワイリーの謎』ファミコン

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ロックマン2 Dr.ワイリーの謎

発売日 1988年12月24日 土曜日
価格(販売当時) 5,800円
メディアタイプ カートリッジ
データ容量 2M+64KRAM
メーカー カプコン

『ロックマン2 Dr.ワイリーの謎』はカプコンが発表した アクションゲーム。

Dr.ワイリーが繰り出してくる ロボット軍団から世界を守るべく、ロックマンは再び戦いに出る。

ロックマンシリーズの中でも最高販売数を記録している本作では サポートメカの登場、E缶の導入

一般からのアイディア募集など その後のシリーズの定番となった演出が初めて導入された。

ステージボスも『ロックマン』の6体から8体に増え またボスのアイディアは一般からの応募となり

『ロックマン8』までこのボスキャラクターデザイン応募は続くことになる。 ストーリーとしては『ロックマン』

で世界征服の目的のために ライト博士の創った6体のロボットを利用したDr.ワイリーが

今度は自分オリジナルの8体のロボットを創り、再び世界征服を 目指して動き出した。

その野望を阻止するべく再びロックマンが出撃する。 コミカライズ作品には、

池原しげとの『ロックマン Dr.ワイリーの陰謀』 有賀ヒトシ「R破壊指令」『ロックマンメガミックス』第1巻に収録がある。

ゲームシステム

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基本的に前作のシステムを受け継ぎ発展させており、以後のシリーズ作品に定着した要素は数多い。

前作よりステージが増えており、8つの選択ステージとワイリーステージ(6ステージ)の計14のステージから構成される。

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前作との変更点としては、登場するステージボスが6体から8体に増加パスワードによるゲーム中断機能の追加、スコア(得点)の廃止などがある。

難易度は前作より下げられており、武器の選択やステージの攻略順番など戦略的な部分を適切に

選んで進めればそこまでアクションゲームが得意でなくとも全ステージ攻略が可能となっている。

 

ボスキャラ募集企画

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発売に先駆け、ゲームに登場するボスキャラを公募する「ボスキャラデザインコンテスト」が行われた。

優秀賞の8作品はゲーム中で実際にボスキャラとして登場し、応募者はゲームエンディングにデザイナーとして名前がクレジットされた。

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佳作の40作品に選ばれたキャラはゲーム中には登場しないが、応募者はゲームエンディングにスペシャルサンクスとして名前がクレジットされた。

さらに受賞者には豪華賞品が贈られ、残念ながら受賞から外れた応募者全員にも記念品が贈られた。

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本作で始まった「ボスキャラデザインコンテスト」はその後

『ロックマン8』まで続けられるシリーズの代名詞とも言えるイベントとなった。

 

最後に

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前作『ロックマン』(1987年)で野望を阻止されたDr.ワイリーであったが

世界征服の野望を諦めきれずに新たに8体の強敵ロボットを産み出し、再びロックマンに戦いを挑むという内容になっている本作。

完成されたゲーム性と前述したボスキャラ募集イベントがファミっ子たちの心を掴み高い人気を博した。

全世界市場においても全『ロックマンシリーズ』中、最高の販売本数を記録している作品でもある。

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BGMは前作に引き続き『エリア88』(1989年)などを手掛けた松前真奈美のほか

『サイドアーム』(1989年)を手掛けた立石孝と『ストリートファイター』(1987年)を手掛けた坂口由洋が担当している。

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容量の関係上ボス戦のBGMが1種類でラスボスまで同じ曲が使われているという点は少し残念であるが

曲数自体は前作を上回っており、どの曲もゲームの雰囲気を盛り上げる名曲揃いで評価は高い。

登場人物・キャラクター

ロックマン(DRN.001)

シリーズを通じての主人公。「DRN」は「ドクターライトナンバーズ」の略。

もとは心優しい家庭用ロボットだった「ロック」が ロボットの暴走から人々を救うために

自らライト博士に 志願して戦闘用に改造してもらった姿である。

主武装はソーラーエネルギーを弾丸状にして発射する「ロックバスター」。

また、ドクターワイリーナンバーズのロボットを倒すことにより

そのボスが使っていた武装の一部を、エネルギーを消費して使用できる 「特殊武器トレースシステム」を備えている。

アルバート・W・ワイリー

通称「Dr.ワイリー」。

ロボット工学の世界では誰もが知る権威であるが その才能はあまりにも独自性が強すぎ、

周囲から十分に 理解されないがゆえに、常にライト博士よりも下の評価にあった。

そのことに不満を抱き続けたDr.ワイリーは、人類に対する憎悪と ロボットに対する愛情を強めていき

その野望は 「ロボットによる世界征服」という結論に達する。 前作『ロックマン』では

ライト博士の創り出したロボットに 悪の制御チップを植え付けて操っていたが

今作『ロックマン2』では 自ら創り出した8体のロボットを繰り出してくる。

また、8体のステージボスを全て倒して到達する 「ワイリーステージ」において

復活した8体のボスを 全て倒したのちに、自ら操縦する「ワイリーマシーン2号」 でロックマンに襲い掛かってくる。

トーマス・ライト

通称「ライト博士」。ロックマンやロールを創り出した 「ロボット工学の父」と呼ばれるほどの権威。

Dr.ワイリーとはローバート工科大学電子工学科時代からの学友。

ゲーム中ではロックマンが特定のステージをクリアするたびに 移動をサポートするメカを造ってくれる。

ヒートマンステージをクリアすると、浮遊する足場を 3個まで出せる「アイテム1号」が、

エアーマンステージを クリアすると、エネルギーが続く限り飛行できる「アイテム2号」が

フラッシュマンステージをクリアすると 壁を登れる「アイテム3号」がそれぞれ使用可能となる。

ロール(DRN.002)

ライト博士が創り出した家庭用の少女型ロボット。

普段はロックと分担してライト博士亭の家事を行っている。

ファミコン版では出番はないが、プレイステーション版だと

セレクトボタンを押すことで、特定の場所の攻略のヒントを教えてくれる。

ステージボス

メタルマン(DWN.009)

カットマン(DRN.003)のデータを参考にDr.ワイリーが創った 彼が制作した人型戦闘ロボットの第1号。

ジャンプしつつ、回転する刃「メタルブレード」を連射してくる。 設定ではロックバスターに

弱いとなっているが ゲーム中ではその様子はない (後年の『スーパーアドベンチャーロックマン』

ではその設定が採用されている) ワイリーステージ4で再登場したときに メタルブレードを当てると

わずか2発で倒せる。 入手できる特殊武器「メタルブレード」は鋸状の刃を 8方向に発射できる。

多くの敵に有効なうえ連射も可能 エネルギー消費も少ないという非常に使い勝手がいい武装である。

ワイリーマシーン2号に対しても効果的なダメージを与えることができる。

エアーマン(DWN.010)


空中戦闘用に設計されたロボット。 腹部に大きなプロペラを埋め込んだ独特の体型は 威圧感があり

後のシリーズで「エアーマンタイプ」 と呼ばれるタイプのロボットが何体か登場している。

ニコニコ動画で流行した楽曲「エアーマンが倒せない」 の元ネタとなったボスでもある。

バブルマン(DWN.011)

『ロックマン』の世界において、初めて創り出された 完全水中型ロボット。

水中では常にジャンプで移動することとなる。 破壊力が高い特殊な泡「バブルリード」と

弾速が速い水中銃で攻撃してくる。 「メタルブレード」の攻撃が特に有効となる。

入手できる特殊武器「バブルリード」は地形に 沿って進む泡を前方に発射する。

攻撃の他、地面に ある落とし穴を察知するためにも使える。最終ボスである 「エイリアン」に唯一有効な武装でもある。

クイックマン(DWN.012)

「自らが光速に近づく」というテーマのもとで創り出された 高機動性を誇るロボット。

高いジャンプ力とスピードを生かした突進 空中から放ちUターンしてくる「クイックブーメラン」 で

攻撃してくる強敵である。「タイムストッパー」に 対する装置に欠陥があったため

タイムストッパーを 使用することで、最大で体力を半分まで減らすことが可能。

「クラッシュボム」の爆風に巻き込ませて ダメージを与える戦法も有効となる。

有賀ヒトシの漫画『ロックマンメガミックス』 及び『ロックマンギガミックス』では

ワイリーナンバーズきっての強豪として描かれており 1対1での正々堂々とした勝負を好む一匹狼。

クイックブーメランは身の丈ほども ある巨大な刃物としてアレンジされている。

入手できる特殊武器「クイックブーメラン」は 射程は短いものの燃費が非常によく

連射可能なブーメランを前方に発射できる。

ワイリーステージのボス「メカドラゴン」 「ガッツタンク」に大ダメージを与えられる武器でもある。

クラッシュマン(DWN.013)

高火力と厚い装甲の両立を目指して創り出されたロボット 大ジャンプとともに

特殊爆弾「クラッシュボム」を発射してくる。 クラッシュボムには直接触れても

爆風に触れてもダメージを受ける。 誤爆に耐えられる特殊装甲を持っているが 「エアーシューター」

の直撃には弱く、数発で倒すことができる。 入手できる特殊武器「クラッシュボム」は破壊力の

大きい爆弾を発射できる。壁に刺さると時間を置いてから 爆発するため、爆風に敵を巻き込むこともできる。

ステージ上に置かれた赤い壁を破壊することができる。 ワイリーステージのボス「ブービームトラップ」を

破壊するためにはクラッシュボム以外は効果がなく またアイテム1号と併用しつつ、無駄撃ちしないように攻略していく必要がある。

フラッシュマン(DWN.014)

「時間を制する」という命題に挑戦して創られた 自らを含まない周囲の時間軸を操作し

時間を 一時的に止めることができる「タイムストッパー」 を装備したロボット。

タイムストッパー自体に攻撃力はないが 時間を止めている間に広範囲を攻撃できるショットガンで攻撃してくる。

「メタルブレード」の攻撃が特に有効である。 入手できる特殊武器「タイムストッパー」は

すべての敵の動きとステージの仕掛けを停止させることができる。 この間に攻撃することはできない。

クイックマンステージの 触れると即死するレーザーが連射される地帯をクリアするのに特に効果的。

ヒートマン(DWN.015)

ファイヤーマン(DRN.007)以上の炎、耐熱力、戦闘能力を 目指して開発されたロボット。

手から火柱となる炎を撃ち出し さらに炎をまとって突進する「アトミックファイヤー」で攻撃してくる。

炎の属性をもっているため、水属性の「バブルリード」の攻撃が有効。

入手できる特殊武器「アトミックファイヤー」は ボタンを押し続けることによって

エネルギー消費は 高いものの、高威力を持つ火炎弾を撃ち出すことができる。

ワイリーマシーン2号にも大ダメージを与えられる武装である。

ウッドマン(DWN.016)

密林での戦闘用に作られたロボット。 パワー出力が高く、攻撃力はかなり高い。

電磁処理が施された木の葉を天井から降らし それと同時に、こちらの攻撃を弾く

「リーフシールド」を撃ち出してくる。 特殊コーティングされた木を多用しているため

フルチャージした「アトミックファイヤー」の直撃で 大ダメージを与えられる。

「メタルブレード」も 他の武器より与えるダメージが大きい。

入手できる特殊武器「リーフシールド」は、電磁処理された 特殊な木の葉を

身体の周囲で回転させ、敵の体当たりなど から身を守る。

方向キーを押すことによって 四方にシールドを発射することが可能。

 

■裏ワザ

【時間をかけて無限増殖】

ピピの出現するあたりでリーフシールドを出し ロックマンを動かさずにじっと待つ。

ピピから放出される プチピピが勝手にシールドに体当たりしてやられ

アイテムをどんどん出してくれる。この手順を 繰り返してアイテムを

地道に集めていれば かなり時間はかかるが、ロックマンの残機が無限に1UPしていく。




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