懐かしのゲーム紹介『ゼルダの伝説2 リンクの冒険』ファミコン

ゼルダの伝説2 リンクの冒険

『リンクの冒険』は1987年1月14日に任天堂よりファミリーコンピュータディスクシステム用ソフトとして

発売されたアクションロールプレイングゲーム。

ディスクシステムのローンチタイトルとして大ヒットした『ゼルダの伝説』の続編である。

ダンジョン内部や戦闘がサイドビューアクションとなっており残機制が導入されていて

前作および後続のシリーズの中でも異色のゲームシステムとなっている。

キャッチコピーは「感動再び…。今明かされる、トライフォースの謎。」

『ゼルダの伝説シリーズ』の第2作目であるが、2019年3月現在21作品

あるシリーズで唯一“ゼルダの伝説”の文字がタイトルになく、“リンク”の名前が本編タイトルについている作品である。

初代ゼルダ姫と「ゼルダの伝説」

インパは、リンクを北の城で眠る「初代ゼルダ姫」の元へと案内した。
そして、古の王家に起きた悲劇「ゼルダの伝説」を語り始める。

その昔、まだハイラルがひとつの国だったころ、偉大なる王が「力」「知恵」「勇気」3枚のトライフォースの力を使い、ハイラルの秩序を保っていた。
王の寿命がつきた時、王子が次の王になり、すべてを受け継ぐはずだった。
しかし、トライフォースは「力」と「知恵」の2枚しか王子に受け継がれなかった。
王子は「勇気のトライフォース」を求め、ありとあらゆる所を探したが、見つけることができなかった。
そんな時、王の側近の魔術師が、「王子の妹であるゼルダ姫が、王からトライフォースについての何かを聞かされていた」という知らせを持ってきた。
王子はゼルダ姫からそれを聞き出そうとするが、王子に問い詰められても、魔術師に脅されても、ゼルダ姫は決して口を割ろうとしない。
そのことに業を煮やした魔術師がゼルダ姫に呪文をかけ、ゼルダ姫はいつ覚めるともない眠りに落ちてしまった。
王子は深く悲しみ、いつか目覚めることを願ってゼルダ姫を城の一室に安置した。
そして、この悲劇を二度と忘れぬようにと、代々王家に生まれる女子には、必ず「ゼルダ」と名付けるよう命じたのである。

6つの神殿と「勇気のトライフォース」

伝説を語り終えたインパは、偉大なる王がきたるべき時のために用意したという、6つのクリスタルと1本の巻物をリンクに手渡した。
巻物には「トライフォースが「力」「知恵」「勇気」の3枚あり、全てを合わせた時、最大限の力を発揮すること」

「勇気のトライフォースだけは相応しい人物が現れるまで誰の手にも渡らないよう

「死の谷(デスバレー)」にある大神殿に隠したこと」

「その大神殿に入るためには、ハイラルにある6つの神殿で守護神と戦い、クリスタルを収め、結界を解く必要があること」

そして「大神殿で最後の守護神と戦い、勝利して初めて「勇気のトライフォース」を手にすることができること」が書かれていた。

再び冒険へ

インパは、「勇気のトライフォース」を手に入れトライフォースが

完全なものとなれば、初代ゼルダ姫を目覚めさせることができるという。
リンクの左手の甲に表れた紋章は、「勇気のトライフォース」を継承する資格の証だったのである。
トライフォースの力で初代ゼルダ姫を救い、ハイラルに平和を取り戻して欲しいと、インパはリンクに願う。

一方そのころ、ガノンの残党たちは魔界より新たな仲間を呼び寄せ、ガノン復活に向けて動いていた。
ガノン復活の鍵となるのは、ガノンを倒した者の血。すなわちリンクの血。
リンクの血を手に入れようと魔物たちが躍起になるなか

リンクは「勇気のトライフォース」を求め、6つの神殿と大神殿の試練に挑むべく再び旅立つ。

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前作が全編見下ろし型のトップビューだったのに対して、本作はガラリと

代わりフィールド画面での移動以外は、ダンジョン、街など全てがサイドビュー画面となっている。

さらに残機制が導入されており、リンクのLIFEが0になってしまっても

残機0になるまでは復活できるなどアクション制に重きを置いたシステムとなっている。

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このように『ゼルダの伝説シリーズ』としては異色のゲームシステムであり

それに加え高い難易度ということも相まってシリーズの中での知名度はさほど高くはない。

しかし質の高いBGMと難しいながらも絶妙なバランスでありゼルダファンの中では良作として認知されている。

販売本数は161万本であり、これは198本あるディスクシステム用ソフトの中でも4位の歴代記録である。




販売までの経緯

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そもそも本作は『ゼルダの伝説』の続編として開発が開始されたわけではない。

宮本茂氏の「攻撃も防御も上下に使い分ける横スクロールのアクションゲームを作りたい」という鶴の一声から本作の企画が開始された。

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新しい遊び方のゲームを模索して手探りで製作したゲームに、最終的にストーリーの関連性をつけ

タイトルに『THE LEGEND OF ZELDA 2』と付け加えてシリーズ2作目としての発売となったが

もともとが「外伝」のような位置付けだったので異色になって当然だったとのちにディレクターの杉山氏が語っている。

ストーリー

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リンクが魔王ガノンを倒して数年後。

16歳になったリンクの左手の甲に、突如トライフォースの紋章が現れる。
ゼルダ姫の乳母であるインパはその紋章を見ると、リンクを初代ゼルダ姫の元へと案内し、古の王家に起きたという悲劇を語った。

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永遠の眠りに着く初代ゼルダを目覚めさせるには「勇気のトライフォース」が必要で

左手の紋章はトライフォースを継承できる証であるという。

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魔物たちが魔王ガノンを復活させる儀式に必要である「ガノンを倒した者の血」を

手に入れようと躍起になる中、リンクは「勇気のトライフォース」を求め、再び旅に出ることを決意する。




ゲームシステム

戦闘システム

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見下ろし型のフィールド画面を移動しながら進めてゆく。

本作はシンボルエンカウントが採用されており、的シンボルに接触するとサイドビュー画面に切り替わり戦闘シーンに突入する。

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Aボタンでジャンプ、Bボタンで攻撃が可能であり、しゃがんで攻撃すると下段攻撃となる。

ジャンプしながら↑ボタンで“上段突き”、ジャンプ中に↓ボタンで“下段突き”を繰り出せる。

体力がMAXの時のみソードビームを放つことができ、長距離攻撃が可能となっている。

 

成長システム

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リンクは敵を倒すことにより、経験値を入手することができる。

経験値が溜まると「LIFE」「MAGIC」「ATTACK」の3つのパラメーター

うちどれか1つを選んでレベルアップできる。それぞれのパラメーターには下記の効力がある。

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「ATTACK」上げると攻撃力UP。

「MAGIC」を上げると消費マジックポイントの減少。

「LIFE」を上げると敵からのダメージが減る。(実質防御力UPという位置付けである)

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各項目のレベルはどれも最大8であり、全てを8まで上げるとその後のレベルアップ時は残機が1機増える。

 

筆者と『リンクの冒険』

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前作が大好きだったので、続編である本作もとても楽しみにしていたのですが

サイドビューアクションゲームに生まれ変わった『ゼルダの伝説』を初めて見た時は驚き、戸惑いました。

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個人的な印象の話になってしまいますが、シンボルエンカウントや残機制と

いうシステムがなんとなく“ゼルダっぽくない”ように思えてしまい、最初の内はのめり込むことができませんでした。

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しかし遊んでいくうちにだんだん独特のゲーム性が面白く感じてきて、気が付いたら夢中になりプレイしていました。




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