懐かしのゲーム紹介『スペースハリアー』PCエンジン
スペースハリアー
発売日 | 1988年12月9日 金曜日 |
価格(販売当時) | 6,700円 |
メディアタイプ | Huカード |
データ容量 | 4M |
メーカー | NECアベニュー |
『スペースハリアー』は1988年12月9日に NECアベニューから
PCエンジン用ソフトとして移植発売された擬似3Dシューティングゲーム。
オリジナルはSEGAが1985年に稼働させた アーケードゲームである。
PCエンジンのCPUの速さを生かして 60fpsの動作を実現しておりまた敵の出現 パターンも
ほとんどアーケード版に忠実なため ゲームとしての移植度は非常に高い。
PCエンジンでは初の4メガビットのHuカード として発売されたタイトルでもある。
ひとつ目のマンモスや、双頭のドラゴン 2足歩行のロボットや近未来型ジェット機など
奇妙なキャラクターたちが数多く登場する 不思議な世界観に昭和の子供達は夢中になった。
PCE版スペースハリアー
本作は1987年~1988年にかけてたくさんのパソコンで移植された。
PCE版のスペースハリアーはNECアベニューにより「X68000」版を元に制作されている。
ストーリー
遥かな宇宙の果てにある平和なドラゴンランドは、凶悪な魔生物の襲撃により、今や魔生物や破壊マシーンの巣窟と化していた。
ドラゴンランドの守護龍ユーライアからの救援の声をキャッチした若き超能力戦士ハリアーは
ドラゴンランドの危機を救うべく、ショットガンを手に単身、ドラゴンランドへと突入していったのである。
ゲームシステム
操縦桿で主人公ハリアーを操作し、発射ボタンで弾を撃ち、全18ステージで構成される幻想的な異世界で敵や障害物などを破壊したり避けながら突き進む。
敵弾・敵・障害物に接触するとミスになり残機を一つ失う。
ステージを一定以上進行するとボスキャラクターが出現する。
ボスキャラクターを撃破するとステージクリアとなり、次のステージに移行する。
余談だがこのゲームには黒い「ドム」というボスが存在し、三機編成でどう見てもジェットストリームアタックに見える攻撃を仕掛けてくる(笑)
しかし現在は色々著作権も煩くなっているためか「VAREL」という名前に変更されている。
最終ステージではこれまでのボスとの連戦となり、全ての過去面ボスを撃破すると最終ボスである「HAYA-OH」との対決となり、倒すとゲームクリアとなる。
ちなみにこの「HAYA-OH」の名は、当時のSEGA社長である中山隼雄氏に由来するとされている。
ゲーム雑誌「Beep」のインタビュー記事にて製作者が「嫌な上司の名前をつけた」と答えている(笑)
SEGA AGES スペースハリアー
セガゲームスは、ニンテンドースイッチ向けシューティング『SEGA AGES スペースハリアー』の詳細を公開した。
アーケード版の迫力はそのままに、ワイド画面対応、家庭用最終ボス「ハヤオー」の追加など、ニンテンドー3DS版での追加要素も収録。
アーケードの筐体の雰囲気を模した壁紙やブラウン管風の画面表示なども搭載していまる。
さらに新たなゲームモード「コマイヌ・バリア・アタック」を追加。
強力な仲間を得て、『スペースハリアー』が苦手だった人でも快適にプレイ可能。
配信日は2019年6月27日で価格は925円(税別)。