懐かしの名作紹介『アルカノイド』ファミコン
アルカノイド
10年後によみがえったブロック崩し
プレイヤーは、左右に移動可能なバウスを動かしエナジーボールを上部にあるブロックに
発売日 | 1986年12月26日 金曜日 |
価格(販売当時) | 5,400円 |
メディアタイプ | カートリッジ |
データ容量 | 384K |
メーカー | タイトー |
アタリ社の殿堂「ブロック崩し」をタイトーが日本に持ち込んでから10年大胆なアレンジを
引っさげてブームの再来を現出しつつあった アーケードからの移植。
超明快で感覚的な基本ルールと斬新な アイディアの融合で新規ユーザーを多く開拓した。
動体視力が そのままゲームの腕前となる。ダイヤル式で瞬時の 左右移動操作が可能な専用パドルコントローラが付属。
画面は単画面サイドビュー。画面下部のパドルを左右に 操作してエナジーボールを上方へと跳ね返し
画面上の ブロックにぶつけて消滅させる。画面上の全ての破壊可能な ブロックを消滅させるとステージクリア。
エナジーボールを画面下端に落下させるとミスとなり、 パドルのストックを失う。全36面。
「ブロック崩し」と異なる点は概略的にとらえて3つ。
パワーアップ要素、ブロック耐久度、おじゃまキャラクター(ハームフル)の3点。
パワーアップは、特定のブロックを破壊することで 落下してくるカプセルを取得することで実現する。
どのブロックかの位置は固定だがカプセルの種類はランダム。
種類は自機の横幅を伸ばすエキスパンド(青)
2連装のレーザーを発射できるレーザー(赤)
ボールを3個に分割するディスラプション(水色)
ボールが減速するスロー(橙)
ボールを捕球してから撃ち出せるキャッチ(黄緑)
の5種類が基本。
この他に、画面右端の出口から即座に 次ステージへと進めるブレイク(桃)
自機1UPのエクステンド(灰色)がある。 パワーアップは基本的に重複することができない。
よってディスラプションによってボールが 2個以上存在するときは、カプセルは出現しない。
ブレイクのみ、出口を出したままでも他のカプセルが出現する。
ブロック耐久度は、金色のブロックと銀色のブロックに存在する。
その他のブロックの耐久度は1、すなわち一度ボールをぶつければ消滅する。
金色のブロックは破壊不可能で、当然クリア条件には カウントされない。
特に中盤以降は意地の悪い位置に この金色ブロックが配置されており、難易度の上昇。
銀色のブロックは数回ボールを当てると消滅する。 必要な回数はラウンドが進むにつれて多くなる。
おじゃまキャラクターは画面上部のハッチから断続的に排出され 画面上を徘徊する。
ボールを当てると一撃で破壊できるが 狭い通路などに入りこんでいると破壊すべきブロックに ボールが
到達する前にこれに当たって跳ね返されてしまう。 画面下端にいれば自機自体を直接ぶつけて破壊もできるが
下端よりやや上方のあたりを浮遊していると自機で 跳ね返したボールが至近距離で跳ね返されかねず、注意を要する。
自機のどこにボールを当てるかで反射する角度が 決定されるのはブロック崩しそのまま。
端の近辺を うまく使って同じ方向に打ち返し続けることが基本の戦略となる。
コントローラー操作
十字ボタン | 左右…左右へ移動 上下…使用しない |
Aボタン | サーブ・リリース・レーザー |
Bボタン | スピードアップ |
セレクトボタン | ゲームモードの選択。 |
スタートボタン | スタート、ポーズ。 |
従来のブロック崩しとの主な違い
- パワーアップアイテムによって攻略が多彩になった。
- 敵キャラクター(ボスキャラ)が存在する。
- ステージが上がるごとにボールのスピードが上がり難易度が上がる。
- ブロックの色ごとに耐久度があり、一定の回数当てないと崩れない。
ドラえもんはアルカノイドの達人だった!?
先代のドラえもんの声優、大山のぶ代さんはアルカノイドを全面クリアできたそうです。
当時ゲーセンに通いつめて最終的にはゲーム機ごと購入して別荘に置いていたのだそうです。
相当やりこまないとこのレベルにはなれませんよね。
■裏ワザ
コンティニュー
ゲームオーバー後にタイトル画面でAボタン+Bボタンを押しながらセレクトボタンを5回押してからゲームスタート。
ステージセレクト
ゲーム中にAボタンとスタートボタンを同時に押す。
シリーズ作品紹介