懐かしのゲーム紹介『ビクトリーラン』PCエンジン

『ビクトリーラン』

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『ビクトリーラン』は1987年12月28日にPCエンジン用ソフトとしてハドソンから発売されたレースゲーム。

その後、PCエンジンアーカイブス・バーチャルコンソール・スマホアプリなどで配信され

2020年3月に発売されたPCエンジン miniにも収録されている。

ジャンル レース
対応機種 PCエンジン
メディア 2MbitHuカード
発売元 ハドソン
発売日 1987年12月28日
定価 4,500円
レーティング CERO:A(全年齢対象) ※PCエンジンアーカイブスより付加
配信 【PS3/PSP】PCエンジンアーカイブス:2010年4月21日/600円(税5%込)
【WiiU】バーチャルコンソール:2014年9月17日/617円(税8%込)

『ビクトリーラン』はハドソンのPCエンジン用ソフト第3弾として発売された3D視点のレースゲーム。

「栄光の13,000キロ」というサブタイトルが付けられている。

ダカール・ラリーをモチーフとした、PCエンジン初のレースゲームである。

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詳しくは後述するが、走行状態によって車体のパーツが疲弊するために走行コースを

見越して交換パーツを用意するなどの戦略的要素が、この時代のレースゲームとしては斬新であった。

PCエンジンのスペックを存分に引き出したグラフィックは、この時代の

メインハードであるファミコンに比べてもその差は顕著であった。

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BGMは『チャレンジャー』(1985年)や『スターソルジャー』(1986年)を手掛けた国本剛章が担当しており名曲が連なっている。

これらの要素が噛み合ってレースゲームとしての爽快感はかなりのモノであった。

 

ゲームシステム

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車両はポルシェ・959をイメージしたスポーツカー。

トランスミッションは4速マニュアル仕様であり、最高速度は239km/h。

起伏に飛んだコースにはトラックやバイクなどが走行している。

それらの車両を追い抜き、路上にある小石や泥を避けながらゴールを目指す。

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タイヤ・ギア・サスペンション・エンジン・ブレーキのパーツ表示があり、各パーツの耐久度は走行により消耗する。

耐久度が減るとタイヤながらグリップが低下、エンジンなら最高速度が落ちるなどレースが不利になる。

ゲームスタート時に任意に選択した各パーツの予備を合計で20個持つことができ、ステージ間で消耗したパーツを新品に交換することが可能。

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オフロードとオンロードが混合している全8ステージを規定タイム以内での走破を目指す。

スタート時に持ち時間が1分間あり、ステージのゴールタイムが規定時間より短ければその分持ち時間がプラスされ、オーバーした分はマイナスされる。

プラスされた持ち時間は自ステージに持ち越せるが、持ち時間が0分になった時点でゲームオーバーとなる。

 

開発経緯

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PCエンジンの発売の2ヶ月後のリリースであり、ほとんどローンチタイトルと言えるタイミングでの発売は

当時トップシェアを築いていたファミコンに対してハードスペックの優位性をアピールする狙いがあった。

3Dタイプのレースゲームはハードスペックの比較には格好の存在だったのだ。

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ファミコンの発色数52色に対してPCエンジンの発色数は512色のため

グラフィックの差は一目瞭然であり、速度アップや起伏・カーブによるスクロール

迫る対向車の拡大など演出面も素晴らしいクオリティーを実現していた。

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ゲーム内の時間経過に応じて朝・昼・夕方・夜の4パターンに変化するグラフィックも美しくプレイヤーの気分を盛り上げる。

音源もファミコンのメイン3音に比べPCエンジンはメイン6音とほぼ2倍の音源数だったので

グラフィック・サウンド共にファミコンと比較すると驚きのクオリティーであった。




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