懐かしのゲーム紹介『ビジランテ』PCエンジン
スパルタンXの後継作!拐われたヒロインを救うため
ニューヨークのスラム街に単身で殴り込むバトルアクションゲーム!
ビジランテとは
『ビジランテ』はアイレムが1988年に稼働させたアーケードゲームであり
同社の1984年の大ヒットゲーム『スパルタンX』のアクション性を継いだ横スクロールアクションゲームである。
ただし今作はボスの体力が少しづつ回復する仕様になったのが、一番の変更点かな?
おかげでダラダラしていると、時間切れでミスになっちゃうコトも。
抱きついてくる雑魚、棒術使い、銃を撃ってくる敵(スパルタンXで言う所のナイフ使い)など敵の攻撃パターンは『スパルタンX』を踏襲している。
拐われたヒロインを救うために主人公が単身で敵地に乗り込んでいくというストーリー設定も類似している。
しかし舞台はアメリカ・ニューヨークの裏路地が舞台となっており、世界観や直接のストーリーの関連性は全く無い。
グラフィックのクオリティーが高く、ステージの背景、スラム街のお店
看板など細かく書き込まれているのでゲームの世界観がよく表現されている。
PCE版『ビジランテ』
アイレムといえば代表ソフトとして『R-TYPE』が挙げられるが、こちらのPCE版の
移植・開発・発売はハドソンが行なっているため、本作がアイレムのPCE参入ソフト第一弾のタイトルです
オリジナルであるAC版の開発会社であるアイレムが移植を手掛けただけの事はあり
グラフィックの再現度などは良好でありBGMも満足のいくクオリティーとなっている。
容量の問題でデモシーンなどは簡略化された部分があり、子供が遊ぶことを前提としていたため難易度は落とされAC版より簡単になっている。
ちなみに世界では複数のハードにて移植されたが、国内の家庭用ゲームハードではPCEが唯一の移植であった。
このPCE版はのちに「Wii」「Wii U」のバーチャルコンソールにて配信されている。
それでは1面開始デモ、1枚絵だと思っていたら少し動くんですね。
シルビア…では無く、マドンナがさらわれました。
1面スタート、ニューヨークの街中です。
『スパルタンX』同様の掴み男を蹴散らしながら進むと、銃をブッ放つ敵が!
武器を持った奴が相手なら、ヌンチャクを使わざるを得ない。
1面ボスはレイジングバイソン、ヌンチャクがあるので楽勝です。
無くてもキック連打で倒せる簡単なボスだもんね。
2面開始時のデモ、1面の時とマドンナの向きが変わりましたね。
2~4面は同じ絵で文章だけが変わるスタイルです。
そう言えば『スパルタンX』では棒術使いが1面ボスでしたが、今作の棒を持った敵はザコですね。
ヌンチャクは使い勝手が良いっつーか良過ぎて、なんだかズルしている気分になりますね。
2面ボスのマッドブラザーズなかなか苦戦しました…。
3面では体力の半分を奪うバイク乗りが登場!
3面ボスのクラッシャーグール、ガンダムハンマー的な武器を持っていますね。
毎回ボスの後ろに同じ車があるんだけど、その車内にマドンナが捕まっているらしい。
4面にて遂にナイフ男が登場、『スパルタンX』ではもっと前からザコとして出ていたのにね。
…銃を撃つザコとナイフ男の出現順番は逆じゃね?
4面ボスのスキンヘッド、ダイナマイトなんか捨てて降りて来いよ!
『スパルタンX』の3面ボス・怪力男もスキンヘッドでしたが、親戚か何かですかな?
5面開始前のデモ、マドンナが吊るされてスカートがヒラヒラ。
いつスカートが大きくめくれるか、気が気でないんですが…。
ボス前のギリジャンに失敗して抱っこチャン状態、ラスボスのジャイアントデビルも呆れ顔で見ています。
ボスの後ろに吊るされたマドンナが!!
この手のゲームは周回プレイありそうなのに、今作はエンディング即終了です。
う~ん、24周してマドンナが襲い掛かって来る演出が見たかった…。