マリオの都市伝説や裏設定知っていますか?
ゲーマーのみならず、世界中の人々から愛されることとなったマリオ。
彼は、一体どのように誕生し、そしてどのように受け継がれてきたのでしょうか。
ピカチュウやキティちゃんのように可愛いキャラならまだしも
口ひげを生やしたおじさんのキャラクターがあそこまでの人気者になったのにはなにか理由がありそうです。
マリオの本名や裏設定に関する都市伝説を見ていきます。
■実はマリオにはモデルがいた!?
赤い洋服に青いつなぎ、トレードマークの口ひげに赤い帽子。
マリオといえば、誰でもすぐにあの容姿を想像することができますね。
実はそんなマリオには実在するモデルがいたことをご存知ですか?
それは、アメリカにある任天堂の会社に勤めていた倉庫係のおじさん「マリオ・セガール」さんという方です。
マリオセガールさんがモデルとされるまでは、マリオには名前はまだ付けられていませんでした。
その頃はまだファンの間で、
- 「ジャンプマン」
- 「ミスター・ビデオ」
といった愛称で呼ばれていたのです。
アメリカの任天堂で働くマリオ・セガールさんにもまた、マリオと同じように黒い口ひげがあり
アメリカに出向したスタッフが彼を一目見て、彼と同じ「マリオ」という名前を採用したそうです。
マリオの名前が決まった理由がとても素敵ですね。
長年任天堂に勤めていたマリオ・セガールさんは、自分の名前がキャラクターにつけられてさぞ嬉しかったでしょうね
■マリオの本名
あなたはマリオの本名をご存知ですか?
実はあまり知られていませんが、マリオの本名は
マリオ・マリオ
と言うんです。なんと、苗字も名前も一緒です!
「マリオ」という名前自体は、イタリア系アメリカ人によくつけられる名前なので
問題はありませんが、苗字も「マリオ」だとするとちょっと不思議ですよね。
しかも、マリオの本名が「マリオ・マリオ」と言うことは、彼の弟
ルイージの本名は「ルイージ・マリオ」となってしまいます(笑)
とてもおかしな名前です。
でも実は、マリオのフルネームが「マリオ・マリオ」になってしまったのには、ちゃんとした理由があるんです。
それはゲームの「マリオブラザーズ」というタイトルにあります。
普通「◯◯兄弟」呼びをする時は、最初に苗字を持ってきますよね。
にも関わらず、「マリオブラザーズ」というタイトルは、マリオのファーストネームが最初に来てしまっています。
ゲームが人気になるにつれ、そのことを突っ込まれすぎた任天堂が、
「マリオブラザーズというタイトルは不思議ではありません。
なぜなら、マリオのファーストネームはマリオなのですから」
と、強引に後付けしてしまったのです
■マリオは転職経験豊富?!
今では、マリオの職業は「配管工」ということが広く知られていますが
実は最初の頃の設定では違う職業についていました。
それは、大工です。ツナギに手袋、口ひげに帽子と言ったマリオのスタイルは
正直「大工」でも「配管工」でも良さそうなものですよね。
でもマリオが登場するゲームには至る所に配管が登場するので、「配管工」という
イメージを印象付けるためにマリオは転職させられてしまったのですね。
そういえば、スーパーマリオブラザーズ3には、ハンマーマリオがいましたね。
もしかしてあれも、マリオが大工だった時の名残なのかもしれません。
■現実世界のマリオは億万長者
ゲームの主人公として人気のマリオですが、実は「フォーブス」という
アメリカの経済誌に名前が載ったことがあるんですよ。
それも、「10億ドルの蓄えを持つ人物」という名誉ある掲載でした。
ゲームのキャラクターであるマリオに、10億ドルもの資産があるなんて信じられないですよね。
そのお金の出所は、なんとマリオがゲーム内で集め続けるあのコイン!
必死に集めたあのコイン、全てマリオの資産となっていたんですね。驚きです。
でも確かに、あれだけのコインを集め続けたら億万長者も夢ではありませんよね。
しかもそれをお堅い経済誌が掲載してしまうというのだから、なんともアメリカらしいジョークです。
ちなみにこのフォーブス、同じように世界のセレブたちを紹介していますが、
- スティーブ・ジョブズ(Apple創業者)
- ティム・クック(AppleのCEO)
- ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)
- ジェフ・ベゾス(Amazon創業者)
等、世界でも知らぬものはいない超一流人ばかりを載せています。
そこに並ぶマリオ・・・流石ですね。
マリオのブロックは実は・・・
マリオのゲームをプレイしていると、よく目にするものがありますね。
至る所に積み上げられた、あるいは空中に浮いている
「ブロック」です。
実は、あのブロックには悲しい真実が隠されていたのです。それは
「あのブロックはかつて、キノコ王国に住んでいた住人だった」というものです。
クッパはピーチ姫をさらうだけでなく、なんとキノコ王国の住人たちをも手にかけていたんですね。
しかもこの話、都市伝説でもなんでもなく任天堂が公式に発表している設定で、
スーパーマリオブラザーズ」の説明書にもちゃんと示されているんですよ。
何よりも後味が悪いのは、説明書に書かれているにも関わらず、ゲーム内ではブロックに
された住人たちを救うと言ったシーンが一切登場しないこと。
マリオは最後、ピーチ姫を助けてめでたしめでたし。
と満足そうですが、その後ろにはブロックにされたまま助けを求める住人たちが・・・。
かつて人間だった彼らは、誰からも救われることなく一生をブロックとして過ごすことになるんですね。
それどころか、マリオ、ブロックを踏んづけたり頭突きで破壊したりとやりたい放題じゃないですか!
マリオに破壊され粉々になってしまった住人たちは一体どこへ・・・?
ピーチ姫を助けたいという一心で、住人たちを次々と破壊してしまっていたのだとしたら、なんとも後味の悪い設定ですね。
クリボーは仲間だった?
マリオがゲーム内を進んでいくと、必ず出てくる敵がいますね。
それが「クリボー」です。
クリボーは、ブロックから突然現れたり、左右往復を繰り返しながらマリオに近づきます。
彼ら当たってしまうと死んでしまうマリオですが、クリボー達もまた、マリオに踏んづけられて消えていってしまいますね。
そんなクリボーの正体、実はもともと「ピーチ姫を助けにクッパに戦いを挑んだ勇者達」だったというのです。
クッパに負けた人々は、キノコ王国の住人同様ブロックに変えられていたわけですが
なんとクリボーになった人々はクッパ側に寝返った裏切り者!
昔はクッパに戦いを挑んでいた勇者たちも、あまりのクッパの強さにピーチ姫を助けるどころか
クリボーとなってあらゆる挑戦者の邪魔をしていたんですね。
なんとも悲しい事実。しかも「クリボー」という名前と茶色いシルエットから
「【栗】なのではないか?と話題となっていたクリボーですが、本当の正体が分かりました。
マリオ開発者によるとクリボー、実は「しいたけ」なのだそうです。
まぁ「栗」にも「しいたけ」にも見えますが・・・名前がややこしすぎますね。