☆懐かしのゲーム紹介『落っことしパズル とんじゃん!? 』
落っことしパズル とんじゃん!?
発売日 | 1988年9月29日 木曜日 |
価格(販売当時) | 5,600円 |
メディアタイプ | カートリッジ |
データ容量 | 2M |
メーカー | ジャレコ |
なぜか昔は麻雀牌を使ったパズルゲームが多かったです。
ジャレコより1989年9月29日に発売された『落っことしパズル とんじゃん!?』
もそんなパズルゲームのうちの一つである。開発は当時アーケードで激ムズSTGを作り続けていたNMK
それだけで硬派で難解な高難易度パズルを想像してしまうレトロゲーマーも中にいたかもしれない。
しかし蓋を開けてみれば、本作はコミカルなキャラクターが主役の非常にライトなこの感じ。
自キャラは「ぶたさん」というまんまなネーミングの豚さんです
同じNMK&ジャレコのタッグで発売されたアーケードゲーム『ぶたさん』からの出演だったのです。
このぶたさんを操って、牌で迷路のように構成されたフィールドに存在する「特定の牌」を穴の中に落とせばステージクリア。
ぶたさんは「Aボタンのパンチ」と「Bボタンのプッシュ」で牌を押す――パンチは牌が壁にぶつかるか穴に落ちるかするまで
プッシュは1マスだけ牌を移動させることができる。また、牌はまとめていくつでも押すことが可能です。
時間制限がないため、じっくりと考えながらプレイするスタイルのパズラーにとくにオススメの作品になっています
各ステージごとに落とせる牌の数が決まっていて、それを越えてしまうとミスになります。
あるいは、ハマり状態(手詰まり)になってしまった場合はセレクトボタンで降参することになり、これもミスとなります。
ゲームは残機制、パスワードによる継続プレイ可。その他のルールとして「特殊牌」があり
これは特殊な効果を持ち――魚の描かれた「失牌」は「落とすとミスになる」
徳利の描かれた「もう一牌」は「残りイン数が増える」と、ゲームのよいアクセントになっています
88面クリア後にはプログラマらしき人物(「ぐぬぬ」という名前らしい)が登場、プレイヤーに挑戦してきます。
ここからはパスワード継続が出来なくなり、苦労して99面をクリアするとようやくクリア……かと思いきや
まさかの裏面40ステージ「うらとんじゃん!? ぐぬぬの逆襲」に突入します。