マリオはそうやって生まれたの? 意外と知られていない誕生秘話・小話

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任天堂のキャラクターといえばだれを思い浮かべますか?

皆さんはゲームのキャラクターと言えば
だれを思い浮かべますか?
おそらく誰もが口を開いてこういうでしょう。
そう世界中の誰もが知っているマリオと言う
ゲームキャラクターです。今もなお人気であり
ギネスブックにも載ったこともある任天堂が誇る目玉キャラクターです。




マリオが生まれたきっかけ

そんなマリオですが、皆さんはどのようにして
生まれたのか知っていますか?
マリオは1986年7月13日、ファミリーコンピュータ
及びアーケード版にてドンキーコングと言うゲームで初登場しました。
当時はまだ名前もなく、「ジャンプマン」
「ミスター・テレビゲーム」「救助マン」などと呼ばれていたそうです。
マリオのペットのゴリラ「初代ドンキーコング」から
当時恋人であったレディ「ポリーン」という
キャラクターを救うというゲームでした。
おそらくマリオが好きな人たちならここまでなら知っていると思います。
「こんなの知っているよ。」と言われるかもしれません。
しかし、このゲームが製作されたのには
マリオと言う存在がかなり大きいのです。
なぜなら当時はマリオと言うキャラクターが作られていなかったからです。
えっ、そうなのと思うのかもしれません。
実は当時の案ではアメリカのアニメで有名だったポパイと
言うキャラクターを使って製作する予定だったからです。
元々、ポパイを使ったゲームを作ってほしいとの
依頼があり、製作に取り掛かったようです。
しかし、突如としてポパイが使えなくなってしまったようで
急遽キャラクターを考えなければならなくなりました。
そこで出来上がったのが、当時名前がなかった
「マリオ」と言うキャラクターなのです。




マリオが跳ぶことになった理由

マリオの基礎の一つであるジャンプも
この頃からできました。今では当たり前のように
跳んでいますが、当時は跳ぶことすらしない
キャラクターになりかけていました。
この跳ぶこともこのゲームの難易度を大幅に
下げる要因になったようで、他のボタンも使えるようになったのです。
これは後のゲーム作品であるマリオブラザーズや
スーパーマリオブラザーズ以降にも受け継がれていきました。
マリオは新しいゲーム作品が出るたびに、様々な技を覚えていきます。
ダッシュや壁キック、ヒップドロップなど徐々に

マリオに無くてはならない要素となっていきました。

マリオの容姿の理由

赤い帽子とオーバーオールの服装にも理由があります。
当時の技術ではドット数(画像度)がかなり少なく
16×16で作ることになったそうです。
その時に髪の毛や口などを書いてしまうと
あっという間にドット数が無くなってしまうのです。
様々な思考を巡らせたようで、最終的に頭に
帽子を被らせ、髭をつけたようです。
こうすることで、口や髪の毛を書く必要がなくなり
ドット数を抑えることが出来ました。
また、マリオの動きを分かりやすくするために体と
腕の色を変える必要がありました。
そして行き着いた先は、マリオにオーバーオールを
着せて白い手袋を身に着けさせることで動きが分かり易くしました。
こうしてマリオは赤い帽子を被り、オーバーオールと
白い手袋を身に着けた髭のあるキャラクターになりました。
このころのマリオのドットの姿はオーバーオールが
赤色でボタンが黄色、手は橙色に近い色でした。
今のマリオの姿はオーバーオールが青色で手には
白い手袋をつけている姿ですよね。
こう見るとかなり差がありますね。

マリオの設定昔と今の違い

設定にも違いがあります。
昔のマリオにはなんとプロフィール設定がほとんどありませんでした。
ゲームの設計上、声も出なかったためキャラクターの
プロフィールを設定するのにかなりの時間を
要するようになってしまったのです。
プロフィールになることといえば、ドンキーコングの舞台と
なっている場所が建設現場だったため
職業は大工さんになったようです。
そして「マリオブラザーズ」では双子の弟である
ルイージとともに配管工の仕事をしていました。
現在でも、配管工の仕事をしているようです。
マリオと言えば冒険家で有名ですが、以外にも様々な職業についています。
医者や調理師、社長、審判員と種類が豊富です。
ところでマリオはいつ頃、今の設定になったのか疑問に思いますよね。
今のマリオを形作ったのは2種類のゲーム作品が
要因となりました。1つ目はスーパーマリオRPGという
ロールプレイングゲームです。
このゲームである程度のマリオの基本的な
キャラクター設定が出来つつありました。
しかし、悪口を言われてしまうと
切れてしまう短気な性格だったようです。
このシーンはこのゲームのイベントで描かれており
マリオは悪口を言った相手に対して殴りかかろうとしました。
今のマリオにはない行動ですよね。
2つ目はスーパーマリオ64という3Dアクションゲームです。
当時はまだ無かった3Dゲームを具現化した
このゲームは3D の部分に目が行きがちです。
しかし、このゲームでマリオのキャラクター設定が格付けされます。
それはなぜか、それには根拠とした理由があります。実はこのゲーム作品で初めてマリオに声があてられたのです。
今では当たり前のように声を出していますが
それの先駆けとなったのがこのゲームなのです。
この声が制作者の心を動かしたようで、今のマリオの
性格である陽気で勇敢な性格となりました。
さらにマリオが主人公になるゲーム作品が出るたびに
キャラクター設定も細かく確立していきました。
スーパーマリオサンシャインでは、ポンプ自身が
マリオをユーザーとして登録する際にマリオの
プロフィールがわかるシーンがあります。
そこでは、宿敵がクッパであることや
好きな食べ物がスパゲッティ、嫌いな食べ物は
毒キノコなどマリオのプロフィールの一部を
確認することができるのです。
そういった経緯が得て、今のマリオが形づけられたのです。
マリオはややナルシストな部分があるようで
そういった言動や行動を見せる作品(いただきストリートDSなど)もあります。
一人称は「僕」で柔らかい口調で話すようですが
あまり話さずにセリフが無い事がほとんどなので

そのことを確認できるゲーム作品は少ないです。

最後に

どうでしょうか、こうしてみるとマリオは奥が深いですよね。
こういったことは知られていない事が多く
リオオリンピックでマリオが閉会式に出た際に
ネットで日本人が作ったキャラクターだという事を
知らないという事を書いた人がいたので少し悲しい気持ちになりました。
様々なキャラクターにもどのようにして生まれたのか
設定はどうなんだろうと調べてみるのもいいですね。




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