懐かしのレトロゲーム紹介『帰ってきたマリオブラザーズ』

0

帰ってきた マリオブラザーズとは、1988年に任天堂から発売されたディスクシステム用のアクションゲームである。

ファミコン初期の名作『マリオブラザーズ』をディスクシステム用にリメイクした作品で

敵キャラクターのグラフィックや操作性がアーケード版に近づけられたほか、永谷園とのタイアップにより書き換え代金が安くなったり

商品の広告やキャンペーンが挿入されたりするなど、独自の要素も多い。 ゲーム内容は、配管工のマリオとルイージが

下水道で暴れるカメやカニなどの敵を倒していくというもので、単純ながらも奥深いアクションが楽しめる。

1人でも2人でも遊べるモードがあり、友達と協力したり競争したりすることも可能である。ファミコン版とは違った味わいがあるゲームである。

ファミリーコンピュータ初期を支えたタイトル『マリオブラザーズ』をディスクシステム用に復刻した作品。

ゲーム部分としては敵キャラクターの大きさや「つらら」の復活などアーケード版により

忠実なアップグレードが行われていることが挙げられるが、本作最大の特徴は当時『スーパーマリオブラザーズ3ふりかけ』などを

発売していた食品メーカー・永谷園とのタイアップというところにある。通常のディスクシステムタイトルが500円で書き換えられるのに対して

本作はゲーム中に永谷園の商品のCMが挿入される代わりに書き換え代金が400円に値下げされている。

さらに、ゲーム中で高得点を出すことで表示される番号をはがきに書いて送ることで抽選でグッズが手に入るといったキャンペーン企画も行っていた。

 

ゲーム内容

ROM版との相違点

タイトル
タイトル画面に表示されるロゴが異なっている。
著作権表示には本作の発売年である「1988」とスポンサーの「NAGATANIEN」が加わっている。
さらにBGMも、和風チックな別の曲が用いられている。
敵キャラクターのグラフィック
ROM版ではやや小さめの外見になっていたが、本作では色数こそ減っているものの
アーケード版『マリオブラザーズ』とほぼ同一のものが用いられている。
シェルクリーパーと接触した瞬間の噛みつき顔や、シェルクリーパーがひっくり返った状態から戻るアニメーションなども復活。
つらら
ROM版には登場しなかった、フリーズによって凍結した床から生成されるつららが復活。
プレイヤーの名前
ROM版などでは「MARIO」「LUIGI」となっていた画面上部の名前表記が「まりお」「るいーじ」とひらがなになっている。

オリジナル要素

モード選択
ROM版に存在したGAME A、GAME Bなどのようなものとも異なる、新規の選択画面が存在。
シンプルに『マリオブラザーズ』を遊ぶ「オリジナル マリオブラザーズ」モードと
高得点を目指してグッズ当選を狙う「ながたにえん ワールド」モードにそれぞれ「1 PLAYER GAME」「2 PLAYER GAME」があり
計4モードからゲーム選択可能。そのほか「なまえとうろく」と、上記のキャンペーンイベントの概要を
やたらキツい配色のシェルクリーパーが教えてくれる「おしらせ」も選択可能。
広告
ゲームモードを選択すると、ゲームプレイ開始の前に永谷園の商品広告が挿入される。
商品のパッケージとマリオ&ルイージが戯れるような内容で、『永谷園のお茶づけ海苔』のものには北島三郎も登場する。
取り扱われている商品は『五目チャーハンの素』『永谷園のお茶づけ海苔』『スーパーマリオブラザーズ3ふりかけ』。
マリオ3ふりかけのものには「マリオカレーもヨロシク!」と追加の紹介がなされている。
スロット
ながたにえん ワールドで1度ゲームオーバーを迎えると、残り機数を復活させるチャンスのスロットゲームがスタートする。
絵柄の並びによって残機を回復し、得点をそのままにゲームを再開することが出来る。
ボーナス画面
ながたにえん ワールドで100000点もしくは200000点を達成しでフェーズをクリアした時、専用の演出が差し込まれる。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です