伝説のクソゲー!最高、最悪!『歴史に語り継がれる』

0

E.T. The Extra-Terrestrial(ATARI2600)

ジャンル:アドベンチャー
発売日:1982年
開発元:ATARI
発売元:ATARI

同名の映画をもとにハワード・スコット・ウォーショウが制作

アタリによって1982年にリリースされたアタリ2600用テレビゲームである。

E.T.はアタリ社没落の兆しとされ、しばしばテレビゲーム史上最大の商業的失敗作

または史上最低のゲームタイトルだと考えられている。

『E.T.』はアタリ倒産の主要な原因となり、後の1983年に起こった北米の

テレビゲーム市場崩壊(アタリショック)の間接的引き金となった。

本ゲームのカートリッジは過剰生産されたため、数百万本以上の

売れ残りカートリッジが発生し、それらはニューメキシコ州の埋立地に廃棄処分された。

1983年9月に一連の記事でニューメキシコ州・アラモゴードのAlamogordo Daily Newsが報じたところによると

テキサス州・エル・パソの倉庫より運び出された、セミトレーラトラック10台から20台分のアタリ製パッケージ

カートリッジ及びゲームマシーンが、市内の埋立用地にプレス処理後埋められた。




トランスフォーマー コンボイの謎(FC)

ジャンル:アクション
発売日:1986年
開発元:イスコ
発売元:タカラ

サイバトロンシティーコマンダー・ウルトラマグナスを操り、デストロンを倒していく。

この作品は「トランスフォーマーのゲーム」という点より、「非常に難易度が高い」という点で知名度が高い。

発売当時プレイした低年齢層のほとんどは2面あたりで諦めたという。

敵機に接触したり敵弾を一発受けるだけでミスとなるが、敵弾の大きさは2×2の4ドットしかなく
敵弾が背景に紛れて殆ど見えない場面(特に「第1ステージのスタート地点」)があるなど
何故ミスになったかわからないということが起こりやすい。
倒したはずの飛行機の敵がトランスフォームしてもう一度向かってくる上、
その状態になると自機よりも背が低くなるので、弾を当てるチャンスが、飛行機からトランスフォームして着地するまでの間しかない。
さらに他に敵が非常に素早く動きを読みにくいなどの条件が重なっており、クリアは困難を極める作品だった

ただし、全編を通して運に左右される要素はそれほど多くない。
敵弾についても、問題となるほど見えにくいのはスタート地点のみであり
弾を撃つ敵のパターン自体も限られているため、ゲーム操作に慣れてくればさほど問題にならない。

パターンを構築すればクリアは容易ではないものの、アクションゲームとして不可能なレベルではなかったものの。
コンティニューが隠しコマンドであることに加え、ステージ9のループ面が極めて難しく
攻略情報無しでのクリアが現実的に困難なのも事実である。




たけしの挑戦状(FC)

ジャンル:アクションアドベンチャー
発売日:1986年
開発元:
発売元:タイトー(現・スクウェア・エニックス)

2016年4月24日に放送された『ビートたけしのいかがなもの会』において

有野晋哉が本作を取り上げて上記の「酔っ払った勢いで言った内容がそのままゲーム化されたというのは本当か」

とたけし本人に直接聞いたところ、たけしは「全部本当の事」と認めている。

たけしの挑戦状とは

常識があぶない。 ビートたけし作、ファミコンソフト第1弾!

この挑戦、君は受けて立つか!! 人気のお笑いタレント「ビートたけし」が

当時40歳くらいの時に発売されました。 奇才・ビートたけしの斬新なアイデアが

反映されており、それによって理不尽な 要素も多々見受けられる。

というわけで 高難易度による、まさにビートたけしから の挑戦状となっている。

何をすればいいのかすら分からない レベルだが、宝の島に眠る財宝を

見つけることが目的となる。 クソゲーの最も代表的なソフトと 言っていいでしょう。

あまりにも前衛的な宣伝文句

当時ファミコンに夢中になっていたビートたけしの

「今までにない独創的な発想を入れたい」という意図が反映され、数々の斬新な内容が盛り込まれている。

f:id:zel_8bit:20180627205841j:plain

キャッチコピーは「謎を解けるか。一億人。」で、ソフトのパッケージ表面には

「常識があぶない。」と称し、裏面ではビートたけしが

「今までのゲームと同じレベルで考えるとクリア出来ない」とコメントしている。

また広告には「成功確率 無限大数分の1」と書かれていた。

f:id:zel_8bit:20180627210308j:plain

タイトーの端からプレイヤーにクリアさせる気など微塵もない

と言う意気込みが伝わってくる良いキャッチコピーだ。

そしていざプレイ開始すると上記の言葉が

ギャグではなく如何に本気で言ってるのかが身に染みてよく分かる。

 




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です