懐かしのゲーム紹介『いきなりミュージシャン』ファミコン
いきなりミュージシャン
発売日 | 1987年3月5日 木曜日 |
価格(販売当時) | 4,900円 |
メディアタイプ | カートリッジ |
データ容量 | 512K |
メーカー | 東京書籍 |
ファミコンのコントローラーによる
簡単なボタン操作だけで、高度な即興演奏が
できる気分を味わえる痛快ソフト
モードはプレイモードとピアノモードの2つ。
プレイモードでは各国の独自性の高い音楽についての演奏となる。
画面右上の赤い矢印で世界地図画面へ切り替え
各国(ROCK、BLUES、ARABIAなど)20種類、日本国内(演歌、湘南など)
5種類の計25種類から選択する。
リズム・ベースパートは固定の永久ループで
リードをプレイヤーがコントローラーで演奏する。
リードの音階は選択した音楽ジャンルによって自動的に固定され
プレイヤーは音階や調性を意識する必要がない。ピアノモードは
純粋に鍵盤による演奏のみのモードだが、操作できるのは白鍵のみ。
リードの音色は弦楽器、木管、金管、鍵盤の4種類から選択できる。
Aボタンで発音し、Bボタンではポルタメントやトレモロ、ビブラートなど
エレキギターのような特殊な発音となる。画面上部の設定部分と
下部の鍵盤部分とはセレクトボタンでカーソルを切り替える。
両モードとも一人用のSOLOと連弾用のDUETが選択できる。
プレイモードではさらにコンピュータと連弾できるVS COMP.が選択できる。
鍵盤は画面に表示されているのは4オクターブだが
右端の1オクターブ分は2オクターブ兼用で計5オクターブの演奏が可能。
演奏は録音して、再生することができるが、メモリーバックアップや
外部装置に保存することはできない。
鍵盤部分では左右で高速移動、上下で一段階ずつの移動ができ
Bボタンでの特殊操作を混ぜ込むと、狙ってかなり「それっぽい」
演奏ができるようになり、練習を積み重ねることできっちりと
腕前の差が出るように作られている。ここから複雑にしていけば
まさにきりがないのだろうが、それをあえてか切り捨てたところが潔い。
クリアという概念がないところで、当時としてはこれはゲームではない
と受け入れられにくかったのが悔やまれるところ。
■裏ワザ
【曲のテンポを半分に】
カーソルをオートフレーズに切り換えるところに置き
十字ボタンの下を押しながらスタートボタンを押す。
【カラー設定モード】
タイトル画面で、コントローラ1 のA、A、B、B、右、左、セレクトの順に
ボタンを押す。十字ボタンの右で設定。
【アルファベットが漂う】
グラフィックスイッチを使って泡を出しながら
プレイしているとき、セレクトを押し、もう一度カーソルを
グラフィックスイッチに合わせ、右を押しながらスタートを押す。
【ハッピーバースディが流れる】
JAPANを選んでAボタンを押し、さらにセレクトボタンを2回押し
シンセ画面に切り替え、Aボタンを押しながら十字ボタンの上を押すと
ハッピーバースディの曲が流れる。