懐かしのゲーム紹介『エリュシオン』ファミコン
エリュシオン
発売日 | 1988年4月28日 木曜日 |
価格(販売当時) | 5,500円 |
メディアタイプ | カートリッジ |
データ容量 | 2M |
メーカー | 東京書籍 |
ゼルダ風RPG、しかし敵はこちらが動かない限り 移動することは無いので アクション要素は皆無。 キャラクターはパタリロの魔夜峰央がデザインしている。 最初に4人の中から一人選ぶがキャラに よって能力値や魔法の取得レベル、 さらにはエンディングまで違う。 複数実況人がいるならそれぞれ別のキャラで エンディングを目指してみるのもいいかもしれない。
フィールド上に敵が見えていて、その敵に直接武器や魔法で 攻撃したりされたりするので一見するとアクション性が高いRPGの ようにも見えますが、 実は「こちらが動かないと敵も動かない」 というシミュレーション性の高いRPGです。
武器を持っていないと攻撃力が0のままなのでダメージを 与えられません。そのため、何らかの武器を 必ず装備しなければなりません。 レベルが上がるとHPとMPが全快します。 また、戦闘で経験値を上げる以外に、クリアすると レベルが上がるイベントも存在します。 このイベントクリアでのレベルアップでもHPとMPが全快します。 ゲームを中断するには、宿で「ミラクルワード」と いうパスワードを聞く必要があります。 しかし、「城の地下迷宮にある勇者の指輪を王に届ける」 という王様の最初の試練に合格しないと宿はいつまでも 「準備中」のままなのでミラクルワードを 聞くことも、買い物も宿泊もできません。 その城の地下迷宮をはじめ、他の洞窟やフィールド上の いたるところに隠し宝箱があり、近くに行くまで見えません (宝箱の中身は一部を除きランダム) また、宝箱には罠が仕掛けられていることも多いのですが 罠がかかっているかどうかは宝箱を「調べる」で分かるようになっています。 そのため、うまく敵を交わしながら歩けば ゲーム開始早々に遠くまで行くことも可能です。 主人公は四人の中から一人選びます。それにより 登場キャラクタやフィールドの背景などが少し変わります。
4人それぞれの特徴は以下の通り。
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・ミノス 男。体力、攻撃力ともに高い戦士タイプ。 得意武器はメイス。
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・アイレックス 女。魔法が得意だがその半面体力は低い。 得意武器はスタッフ。
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・ディオネーア 女。体力は低いが素早さが高い。 得意武器は遠距離攻撃の出来るボウ。
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・ヴィスカム 男。4人の中ではバランス型、魅力が高い。 得意武器はロッド。
状態異常
敵の魔法や宝箱の罠による状態異常になるとBGMが止み 一定期間(歩数)経過しないと回復しません。
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・毒 歩くごとにダメージを受けますが それほど大きくありません。
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・オールド 攻撃力が半減する。結構困ります。
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・病気 武器が使用不可になります。が、魔法は使えます。
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・スリープ 眠らされて動けなくなります。が、魔法は使えます。
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・爆発 状態異常とは違いますが、宝箱の罠です。ダメージを受けます。
■裏ワザ
【エンディング】 ミラクルワードを「ままららいいひひ」と5回入力してゲームを始め Bボタンで黄金のくわを装備すると、アイレックス族のエンディングが見られる。 【画面が止まる】 ミラクルワードを全部「あ」と入力してゲームを始め 王様と話をすると画面が止まる。 【画面が変になる】 ミラクルワードを「えりゆしおんはとてもおもしろい」と 入力すると画面が変になり、リセットを押すか、電源を切るしかなくなる。 【便利パスワード】 「まやみねお(6回くりかえし)……まや」「はたりろ(6回くりかえし)……は」。 この2つのミラクルワードは、どちらも初めから高いレベルでプレイできる。