懐かしのゲーム紹介『ゴルフ倶楽部 バーディーラッシュ』

ゴルフ倶楽部 バーディーラッシュ

「バーディーラッシュ ゴルフ倶楽部」です。
1987年12月ＤＥＣＯより発売されました。
上から見下ろしたコースＭＡＰがかなり広く感じられ
開放感のあるプレイが目玉です。
ティショットの後スムーズなスクロールでボールの
行き先が解りやすいです。２人プレイでの
トーナメントが可能で、当時は接待ゲームとして
活躍したことでしょう。細かいパラメータはなしで
ボールを打つプロセスが簡単なので
ゴルフに詳しくなくてもゲームを楽しむことができます。


ゲームは1ホールのスコアを競うストロークゲーム
世界のトッププロを相手に18ホールでのスコアと順位を
競うトーナメントゲーム、2Pプレイでホールごとの勝敗を
競うマッチプレイの3モードがあります。

基本となるゲーム画面はコースの全体図がまったく
分からないようなスカーンとしてグラフィックです。
これではどの方向に打てばいいのか分かりらないのですが
セレクトボタンを押すことで十字キーでコースを
スクロールして確認することができます。
これが、スクロールをしていくとなかなかグリーンが現れない！
コースが広大すぎて初見はかなりビビります。
ショットはチャー!シュー!メーン!!!!!な3回ボタンを
押すタイプではなく、チャー!メーン!!!!!な
2回押すだけのシンプルなタイプです。

画面左側の赤いゲージが伸びていくので一番頂点で押せばフルショットします。

この簡単な操作から放たれるショットは気持ちがよく
広大なコースをボールの軌道に合わせて画面が
グングンとスクロールしていきます。
完全俯瞰な視点ですが、山なりに飛んでいく
ボールの高低もうまく表現されたグラフィックで
開発スタッフのこだわりが感じられます。
画面に残りヤード数が表示されていないので
どれくらいのパワーで打てばいいのか悩むところですが
こんな時はキャディの出番です。

クラブ選択の表示部分にCDという項目があるので
このCDを選択するとキャディからアドバイスを聞くことができます。
このキャディは4人いるのですが、パッケージ絵やゲームの
全体的なグラフィックからは想像しずらい、萌ぇ〜なギャルが
突然現れビックリですが、残りの飛距離をやさしく教えてくれます。
ちなみに各クラブの平均飛距離はこんな感じです。
１Ｗ　250
３Ｗ　230
４Ｗ　200
５Ｗ　190
３Ｉ　170
４Ｉ　160
５Ｉ　150
６Ｉ　140
７Ｉ　130
８Ｉ　120
９Ｉ　110
ＰＷ　100
ＳＷ　90
ＰＴ　30

残り140ヤードなら6番アイアンでフルショットか
5番アイアンで抑え気味に打つといった感じ。
もちろん風も計算に入れないといけません。

コースを覚えるまでは広大なコースをスクロールして
カップの位置を確認したり、キャディから残り距離を聞いて
ショット時のクラブやパワーを計算したりとテンポが
悪くなりがちですが、コースを覚えてくると簡単操作な
ショットを相まってサクサクとした気持ちの良いプレイが
できるようになってきます。
なかなか面白いゴルフゲームですよ！

■裏ワザ

【バックスピン】
Aボタンを押して打力メーターが出たら、十字ボタンの左を押しながら打つ。

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