懐かしのゲーム紹介『ファンタジーゾーン』ファミコン
ファンタジーゾーン
ゲームストーリー
宇宙暦6216年――
惑星間の公式通貨が乱れ、エリダス第9惑星は大恐慌におちいった。
スペースギルド(宇宙協会)の調査の結果、何者かがメノン星人を操り、外貨を奪い、“ファンタジーゾーン”に巨大基地を建造しているという情報が入った。
早速オパオパはメノン星人を倒し、悪霊たちを全滅させるべく“ファンタジーゾーン”に向かったのだが……。
発売日 | 1987年7月20日 月曜日 |
価格(販売当時) | 5,300円 |
メディアタイプ | カートリッジ |
データ容量 | 1M+64KRAM |
メーカー | サンソフト〔サン電子) |
セガのヒット作をアーケードから移植。 敵を倒してコインを集め、アイテムを 購入してパワーアップしていく。
ポップなBGMと、個性的な各ラウンドの ボスキャラも魅力。先行していた セガマークIII版との比較が話題となった。
画面はサイドビュー左右任意スクロール (上下にも約1.3画面分スクロールする) ボス戦では単画面。
惑星間の通貨の乱れから 大恐慌に陥った原因を探るべく オパオパは「ファンタジーゾーン」へと向かう。
ラウンドは横に約5画面の長さがあり 両端はループしている。
そこに8つの基地が 点在しているので、これを全て破壊することが ラウンドクリアの条件。
画面下部中央にはレーダーが表示されており 赤い丸は残存する基地を表し、現在の画面位置が 白枠で表示されている。
自機オパオパの武器は前方に直進する 2連装ショットと、斜め下方に落下するボム。
ボムは連射できないが、ショット通常弾4発分の 威力がある。
敵を破壊すると落とすコインを一定額以上 貯めるとSHOPの風船が出現し、これに 触ることでショップ画面に移る。
ショップではSPEEDUP系、 WEAPON1:ショット系 WEAPON2:ボム系の3系統の 装備ほかに、自機の購入(エクステンド)が できる。
自機は得点ではエクステンドしないので 残機が少ない場合は積極的にショップで 購入することになるが、
自機を含め購入を 行うごとに価格は上がり続けるのに対し 残機は一周クリアごとに清算されてしまうので
ハイスコアを狙って高次周回をめざす場合はなるべく後半まで自機を購入しないほうがよい。
全ての基地を破壊すると画面が切り替わり ボス戦となる。
各ボスには弱点があり 弱点以外には当たり判定がない。
ボスを倒すと大量のコインがばら撒かれ 次のラウンドへと進む。
最終ラウンド(ラウンド8)はこれまでの ラウンドのボス総当たり+ラスボス戦。
クリア後はエンディングの後、残機と 所持金が全て得点に精算され、ラウンド1に戻る。
本作はセガ・マークIII版の発売が約一年先行しており、時間を空けてのファミコン版移植となった。
マークIII版ではアーケードと比較するとボスが差し替えられたり、BGMが別物のようにアレンジされていたりするほか
ハード制約を差し引いても移植版とは言い難い、別のゲーム性を追及したチューニングだった。
一方の本作ファミコン版はアーケードと比較するとやはり細かい差異は存在する
、何よりもアーケードの雰囲気を可能な限り再現していたところに、アーケードからのファンは賛辞を贈った。
ラウンド別ボス攻略法
ROUND1 緑の惑星/スタンパロン
木をモチーフとしたボスで球は葉っぱ型。
弱点は口。口を開けている時しかダメージを与えられない。
タイミングさえつかめば楽勝。
ROUND2 火の惑星ボランダ
巨大な花のような姿で回転しながら攻撃してくる印象的なボス。
回転する外側はノーダメージだので内側の球体を狙って攻撃。
相手の攻撃の切れ目を狙うのがコツ。
ROUND3 砂の惑星/コバビーチ
横に顔が付いた砲台型のボス。
砲台を下から順番に壊していくと倒しやすい。
ROUND4 超惑星/クラブンガー
怒ったような顔がちょっと怖い触手アーム型のボス。
全ての触手のパーツを赤くさせないと倒せない。
ROUND5 氷の惑星/ポッポーズ
雪だるまのようなペンギンのようなボス。
極小・小・中・大と4種類で攻撃してくる。
ROUND6 雪の惑星/ウィンクロン
風車のように画面いっぱいに開店して攻撃してくるボス。
弱点である目玉を集中攻撃して早めに倒したい。
ROUND6 水の惑星/アイダツー
スペースハリアーの「IDA」の派生キャラクター。
四角い巨大な顔のボス。
合体時にしか攻撃が効かない。
ROUND7 悪霊の惑星/???
名前ないんかい!ってツッコみたくなる。
この卵みたいなマウスみたいな形はどっかで見たことあるような?
その正体は、6匹の触手に取りつかれたオパオパの父だった!
ヘビーボムを落とせば意外と簡単。