懐かしのゲーム紹介『魔神英雄伝ワタル』
魔神英雄伝ワタル
発売日 | 1988年8月30日 火曜日 |
価格(販売当時) | 4,900円 |
メディアタイプ | Huカード |
データ容量 | 2M |
メーカー | ハドソン |
1988年にハドソンからPCエンジン用に 発売されたアクションゲームです。 同時期に放送されていた大人気アニメ 『魔神英雄伝ワタル』のゲーム版です。 放送中に発売されたゲームですので ワタルのライバル「虎王」やその 愛機・邪虎丸、真の黒幕などは登場しないと 原作のアニメと違うところがあります。 アニメと同じように「創界山」を救うストーリー。 まずは主人公ワタルを操作する アクションステージ。 このワタルパートでは お金やへん玉(龍神丸が飛び道具を使う為の数値)を溜めるとのちのちの龍神丸パートが 楽になります。 ステージをクリアすると… りゅうぅ~じんまるぅぅ~~!!(©真弓) おおぉぉーーー!!!(©哲章) …とは言いません。残念。 ピロリン!ピロリン!ピロリロリン!! ブシューーーー!! 龍神丸から聞いたことのないような ブースト音が出て龍神丸パートの スタートです(笑) 龍神丸パートは迷路のような ステージを最下層に待ち構えている ボスの部屋を目指します。 ワタルパートで武器を購入していると 龍神丸パートに反映され、武器の射程が 長くなります。 もうひとつ「ヘン玉」という 飛び道具があります。 取る数字によって一度に 発射される数が違います。 最下層にはボスが待ち構えています。 見たことのあるボスもいますが 自分が見たことのないデザインもチラホラ(笑) 最後のボスは鬼のように強いです。 「どうやって倒すねんっ!!」 というぐらいの強さです。 欠点というかストレスが溜まる 原因をいくつか。 まずワタルパート。 ワタルの動きはもっさりしていて 動かしにくいです。。 ワタルパートでは龍神丸パートの為に 武器を強化するためにお金を貯めなければ なりません。これがかなりめんどくさい。 主人公は救世主のはずなのに その主人公から多額のお金巻き上げる仲間たち。 仲間だろうがお金がなければ 回復すらしてくれません。 龍神丸パート。 逆に龍神丸の動きは俊敏過ぎます(笑) 龍神丸パートは迷路のようなステージを 最下層を目指すように下へ下へと進むのですが 落下スクロールが遅く、降りた先がトゲで一撃死!!ということが頻発します… 下にいた敵に気づかず攻撃を喰らい →ノックバック→その先にトゲ→一撃死 という事も多々あります。 邪虎丸も虎王もでないですし、 龍神丸も龍王丸にパワーアップしません。 仲間にお金を要求されるのは救世主と して複雑な気持ちです。 原作途中で販売されたものだから 「しょうがない」と割り切るしかないですね。 ↑エンディングではなんか 意味深なメッセージが… 版権もののゲームですので バーチャルコンソールなどは なく実機のみでしか遊べませんが PCエンジンの中では数が出たソフト ですので入手は容易です。 兎に角難しいのでアクションに 自信のある方は是非。 「ワタル」のファンの方は コレクションアイテムとして 購入されてはいかがでしょうか。