懐かしのゲーム紹介『ケルナグール』ファミコン

ケルナグール

発売日	1989年7月21日木曜日
価格（販売当時）	4,900円
メディアタイプ	カートリッジ
データ容量	1.5M
メーカー	ナムコ

『ケルナグール』は1989年7月21日に

ナムコより発売されたファミコン用ゲーム。

中国拳法をテーマにしている。ゲームスタジオ遠藤雅伸の作品。

プログラマーは内藤智。

「ナムコットファミリーコンピュータゲームシリーズ」の第62弾。
ケルナグールという名前は『Beep』に掲載された

遠藤の言葉によれば、テレビアニメ『戦国魔神ゴーショーグン』

の登場人物、ヤッター・ラ・ケルナグールに由来する。
また『天下一武士ケルナグール』と表記や呼称

される場合もあるが、ゲームのタイトル画面に

そのように表示されているだけで正式名称ではなく誤りである

あらかじめ用意されたキャラクターを

用いる対戦モードと、広大なマップ画面を

移動する修行モードがある。後者では町や道場・寺院を

訪れて修行や試合（対戦モードと同じシステム）

はたまた拳法と関係ない、仙人などから依頼される

お使いを積み重ねることで技が増えてゆく

RPG風味の対戦格闘アクションゲーム。

各城にいる敵を倒すことで「拳士」の称号を

得同時に取得できる言葉をつなげ合わせてパスワード画面に

入力することでエンディングとなるが、これとは別に

「タオタイラー」という名の伝説の拳士がおり彼を倒すことも

プレイヤーにとっての目標となる。

主人公のステータスとゲームの進行状態は

パスワードで保存され、これを用いれば

修行モードで育てたキャラクターを

対戦モードで使うことが可能である。

メインとなる戦闘シーンは、キャラクターの

大きなサイドビューの画面に切り替わる。

相当な人数の登場人物がいるにもかかわらず

戦闘画面でのキャラクターのグラフィックは一種類。

全キャラクター同じ顔かつ同じ体で

服の色のみが異なるという、簡略化された仕様であるが

その分技の種類の多さと動きのモーションの

滑らかさは当時としては高いものであった。

■町の住人


■長者の家持ち物を買い取ってくれるところ。また、あなたの行くべき方角を占ってもくれます。	■道場門弟と腕試しをしてみましょう。勝つと、長者の家で占いをしてもらえますよ。


■お茶屋修行の合い間にちょっと一休み・・・・・・。	■五重の塔パスワードを教えてくれる所です。


■タイホーチェーンおかねを払えば、一度行った町ならどこへでも、つれていってくれます。行き先は十字ボタンの上下で。	■店屋所によって、売っている物もいろいろです。

■六角堂・民家
住んでいる人から情報を聞きましょう。

名　前	体力	力	防御力	スピード	ジャンプ	特　徴
会飯　ホイハン	531	２	２	１	１	大ワザはないけど、蹴りと高い体力が持ち味のファイタータイプ。
神速　シェンソク	472	２	２	３	１	電光石火のスピードが命。とにかく手数で勝負しましょう。
王術　ワンジュツ	346	２	２	１	２	擺連脚・旋風脚など大ワザの使い手。空中殺法も得意です。
冷面　リャンミン	434	２	２	１	３	ジャンプ力では一番。チョウのように舞い、ハチのように刺す！？
ハーヤン	416	４	０	１	１	背後への攻撃が得意な変わり者。でもなかなかパワーがあります。
四鳳　スーフォン	525	２	２	２	×	相手と間合いをとって、転身脚や下段蹴りでカウンター狙い！
明太子　ミンタイツ	454	１	３	２	１	ショートジャンプからくり出す飛燕脚が持ち味です。
関弘　カンコウ	446	４	０	２	１	上段下段で相手をゆさぶり、とどめは伝家の宝刀二起脚で！
大蜀　タイショク	463	２	０	１	１	妙技進脚の唯一の使い手。間合いをつめたら、頭突きを連打！
上漢　ジョウハン	437	３	２	１	１	上段ワザならほとんどすべてを使いこなす拳士。
王力　オウレキ	383	７	２	０	×	典型的な力自慢タイプ。真っ向から打ち合いで勝負！
中達　チュウタツ	479	２	２	１	×	その名のとおり中段ワザのエキスパート。どんな間合いでもＯＫ。
開鳳　カイフォン	513	２	７	１	１	守りが主体の拳士。じっくりと戦う人向きかな？
老啓　ラオチェー	335	７	７	２	×	少ない持ちワザを、パワーと守りのよさでカバー。連打が決め手。
毛泰　マオタイ	474	２	０	１	×	頭突きや貫耳などを持ち、接近戦で実力を発揮するタイプ。