RPG史上最も嫌われているヒロインは誰だ?
スーパーファミコン後期に発売したゲームソフト『
バハムートラグーン』『ライブ・ア・ライブ』に登場する
ヨヨとアリシアの行動に衝撃を受けたユーザーは多いですね。
嫌われるヒロインの特徴を振り返ってみましょう。
ヨヨ王女『バハムートラグーン』
当時プレイした青少年に強烈なトラウマを与えた。
主人公と物語開始時点では恋人だが、帝国に攫われて
敵将に心変わり(ただ、ここではある種のストックホルム・シンドロームだった可能性はある)
その恋人と主人公との思い出の場所(訪れた男女は必ず結ばれるとの噂の教会)
その恋人と主人公との思い出の場所(訪れた男女は必ず結ばれるとの噂の教会)
にその恋人の竜に乗って「サラマンダー(主人公の竜)よりずっとはやい!」
みんなで一緒に暮らしている戦艦内でその恋人相手に
みんなで一緒に暮らしている戦艦内でその恋人相手に
「夜な夜なヨヨ様の苦しそうな声が聞こえるの」
そんなどっぷりなのに最終決戦で「貴方はやっぱりわたしの大切な人
そんなどっぷりなのに最終決戦で「貴方はやっぱりわたしの大切な人
なのいまだけでもいいの……わたしに……強さを!あの頃のように!」
という無茶な発言。
ヨヨが悪女であるという評価を底上げしている要因として
作品そのものの「エロジョークの多さ」がある。
ヨヨとセックスを匂わせる描写は枚挙に暇がない。
作品そのものの「エロジョークの多さ」がある。
ヨヨとセックスを匂わせる描写は枚挙に暇がない。
一途に居ない者を思い続けた男と新しい世界で
別の幸せを見つけた女、よくある話であり、ヨヨの決断は現実的である。
ただこの恋愛観の差は子供だった僕らにはショックが強すぎたのだ。
ただこの恋愛観の差は子供だった僕らにはショックが強すぎたのだ。
アリシア姫『ライブ・ア・ライブ』オルステッドの非業を
体験したプレイヤーたちからの評価はすこぶる悪い。
『LIVE A LIVE』の中世編のヒロイン「アリシア姫」
『ライブ・ア・ライブ』(LIVE A LIVE)は
スクウェアより1994年9月2日に発売されたスーパーファミコン用RPG。
創-taro氏の魅力的なイラスト
魔王山でストレイボウに先んじて救われた
アリシアは一命を取り留める。そして、必死の思いで
オルステッドが彼女を助けに魔王山に頂上に到着したとき
待ち構えていたのは魔王ではなくストレイボウだった。
すべてはストレイボウの謀略であった。
アリシアはストレイボウを擁護し、オルステッドを拒んだ。
その後、彼女は短剣を自分の胸に突き立て、ストレイボウの後を追って自害。心の支柱を失ったオルステッドは···
その後、彼女は短剣を自分の胸に突き立て、ストレイボウの後を追って自害。心の支柱を失ったオルステッドは···
友と信じた者に、そして愛した女性にまで裏切られたオルステッド・・・
勇者と呼ばれた剣士オルステッドはその身と
心を人間への憎悪に染め、 「魔王オディオ」に成り果ててしまうのであった。
ミレイユ『魔界塔士 Sa・Ga』
悪女枠として入れるのは微妙とされている。
塔の10F・空中世界を牛耳っていた”白虎”に
対抗するため、姉のジャンヌと共にレジスタンスを結成。
ジャンヌと共に白のクリスタルの鍵を握る重要人物として白虎から狙われていた。
白いクリスタル(偽)を発見し、白虎に用済みと
して殺されそうになったミレイユをジャンヌがかばい死んでしまった。
主人公達が白虎を倒して本当のクリスタルを手に入れるも
主人公達が白虎を倒して本当のクリスタルを手に入れるも
ミレイユは「はやくきえて!」と突き放した
(この時は姉が死んだショックで動揺していたと見られる)。
もともと「強者にひれ伏す口だけ女」と
悪評が高かったキャラクターだった。
しかし、短い登場シーン、ありがちな『裏切り』
しかし、短い登場シーン、ありがちな『裏切り』
アシュラ討伐後の塔1階で反省している事から
悪女枠として入れるのは微妙とされている。
ティファ・ロックハート『ファイナルファンタジーVII』
悪女というには程遠い。人気はあるがアンチも多い。
リノア・ハーティリー『ファイナルファンタジーVIII』
アホの子ではあるが、悪女というには程遠い。
人気はあるがアンチも多い。
FF7と同じハード(PlayStation1)なのにここまで進化させたのが
とても凄い。当時の最先端のゲーム技術が詰まってた。
当時の人気投票では好きなキャラ2位(ちなみに1位はラグナ君)
嫌いなキャラ1位と好き嫌いがハッキリと分かれている。
リノアは過去、某サイトにおいて悪女として
ミレイユと間違えて紹介されてしまったのである。
結果的に知名度の高さと当時の風潮などが重なって
濡れ衣を着せられてしまったというのがリノアの
悪女認定の真実なのである。
テイルズオブゼスティリア炎上騒動とは
2015年1月22日に発売されたRPG『テイルズオブゼスティリア』
の内容や事前の宣伝方法、プロデューサーの発言を発端とした炎上事件である。
アリーシャ、ロゼのヒロイン騒動を発端とした
前情報と実際のゲーム内容の乖離や設定の矛盾。
ゲームとしてのクオリティも著しく低く、戦闘面
システム面などストーリー以外の不満も続出。
DLCに見られる追加コスチュームから発生した
問題や追加ストーリー発表のタイミングと販売経緯。
馬場英雄プロデューサーの企業やユーザーを蔑ろにする
馬場英雄プロデューサーの企業やユーザーを蔑ろにする
数々の整合性が取れていない各イベントやメディアでの発言。
これらを主軸とした問題点に対して、多くのユーザーに
これらを主軸とした問題点に対して、多くのユーザーに
納得のいく説明や対応が行われなかった結果
公式であるテイルズチャンネル+のコミュニティなどを中心に大きく炎上した。
今作の炎上騒動における最大の燃料ともいえる存在が
アリーシャと入れ替わりで加入し中盤からラストまで
一緒に旅するもう1人のプレイアブルキャラクター、ロゼである。
彼女はプロデューサーの寵愛を一身に受けたと
でも言うべき数々の要素が盛り込まれている。
発売前に行われた「テイルズオブゼスティリア 開発者ニコニコ生放送」
の最終回において、馬場P自らがロゼについて、
「癖がなく誰もが好きになる様なキャラクター」
「僕に似てますね」
「好きですねぇ」
「(ロゼ役の声優)大好き」
と語るなど、特に思い入れがある様子を伺わせている。
「僕に似てますね」
「好きですねぇ」
「(ロゼ役の声優)大好き」
と語るなど、特に思い入れがある様子を伺わせている。
ロゼへの疑問や不満が積もっていく一方で
アリーシャは話の本筋にも名前を見せなくなり
スキットなどでは「才能がないから別れた(意訳)→真の仲間」
といった暗にアリーシャを貶めているかのような発言も目立ち始める。
逆にロゼは何かにつけて「すごい」と持ち上げられ
各種イベントや秘奥義演出でもヒロイン同然の扱いを受け
最終的にアリーシャはロゼと入れ替わる形で離脱のまま
ストーリーが終わる事が発覚しこれで余計炎上することになる。
夜鳥子(ヌエコ)『俺の屍を越えてゆけ2』
「溺愛キャラのゴリ押し」の影響。公式のキャラ贔屓から炎上。
(キャラ贔屓)の代表的な事例
俺の屍を超えてゆけ2(俺屍2) 夜鳥子(ヌエコ)
夜鳥子が強制的にパーティに加入するせいで
俺の屍を超えてゆけ2(俺屍2) 夜鳥子(ヌエコ)
夜鳥子が強制的にパーティに加入するせいで
パーティ編成の自由が制限される。
自分の一族よりも圧倒的に強い上に、何度も転生してくる。
ストーリーの中心に常に夜鳥子が君臨している。
自分の一族よりも圧倒的に強い上に、何度も転生してくる。
ストーリーの中心に常に夜鳥子が君臨している。
ついに15年の時を経て発売された「俺の屍を越えてゆけ2」
ですがAmazonやネットで評判を見てみると、辛辣なコメントが
並んでいます。 これらの書き込みの8割は「夜鳥子(ぬえこ)」
というキャラクターに美味しいところを持って行かれて
自分の一族が全く物語に関われていない
といった疎外感に集約されているようです。
エマ『ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めて』
不満を抱くプレイヤーはいるが、悪女というには程遠い。
イシの村の復興後、ネルセンの試練の願い事で
「エマと結婚したい!」を選ぶことでエマと結婚できるようになる。
最序盤で登場した後はあまりストーリーに関わらないエマよりも
最序盤で登場した後はあまりストーリーに関わらないエマよりも
パーティーメンバーの女性キャラであるベロニカや
セーニャ、マルティナと結婚したかった。
最強武器のレシピを手に入れるために避けて通れないイベントである。
等の不満を抱くプレイヤーもいる。主人公の視点からすれば
最強武器のレシピを手に入れるために避けて通れないイベントである。
等の不満を抱くプレイヤーもいる。主人公の視点からすれば
最近知り合った旅の仲間より16年間一緒にいたエマの方が
付き合いは長いだろうが、プレイヤー視点では共に冒険した
仲間達の方が思い入れが強くなるのも無理はない。