懐かしのゲーム紹介『ファミリートレーナー アスレチックワールド』ファミコン

0




ファミリートレーナー アスレチックワールド

発売日

1986年11月12日 水曜日

価格(販売当時)

8,500円

メディアタイプ

カートリッジ

データ容量

メーカー

バンダイ

「ファミリートレーナー アスレチックワールド」が発売された当時、その新しいゲームスタイルに
衝撃を受けました。手持ちのコントローラーで
はなく、マット状のコントローラーの上で
ジャンプしたりかがんだりと新しいタイプの
ファミコンソフトでした。しかし、ある理由で
あまりヒットしなかったという噂が?
その理由も含めて「ファミリートレーナー 
アスレチックワールド」について調べてみました!
「ファミリートレーナー アスレチックワールド」は1986年にバンダイから発売された、ファミリーコンピューターのソフトです。ファミコンが発売されてから約3年。まだまだ子どもも大人も夢中で、どんどん新しいソフトが誕生していた頃です。

この「ファミリートレーナー アスレチックワールド」はその中でも画期的なソフトでした。ファミコンといえば手持ちのコントローラーで遊ぶものだった時代に、ファミコンにつないだマット状のコントローラーで人が実際に動いて遊ぶというまったく新しいスタイルで登場したからです。

ゲーム内容は、横スクロールの様々なアスレチックを制限時間内にクリアしていくというもの。年齢や性別に合わせた制限時間が設定されていましたが、この年齢別の基準は1983年の文部科学省(旧・文部省)がまとめた「体力・運動能力調査」データが使用されていたそうです。
1.かきね草原 - 柵を飛び越えるアクションが集中する。地面から飛び出すモグラの不意打ちに注意。
2.けもの山道 - 前後から次々に突進して来るイノシシをかわすアクションが求められる。
3.トンネル砦 - 古代遺跡のような狭い通路。坂道をダッシュで駆け上がる場面が連続する。
4.丸太橋 - 回転する丸太の上を片足でケンケン跳びするアクションを多用。
5.いかだ川 - 丸太橋や木製のゲートにぶつからないよう、小さないかだの上でジャンプや伏せを駆使
ステージは以上の5つ。モードは
「ビギナーモード」と「エキスパートモード」
があり「エキスパートモード」になると
フィールドに動物が現れ邪魔されてすっ転びます。クリア時間によって瞬発力、敏捷性、持久力
柔軟性、集中力が採点され、それぞれ
1〜10級のランク認定がされました。






「ファミリートレーナー アスレチックワールド」は不発だった?
「ファミリートレーナー アスレチックワールド」ですが、そういえば持っていた友人は周りで
一人だけでしたし、実際あまりヒットしなかった
そうです。こんなに画期的で面白いのに
なぜ?と思いますよね。

その理由はまず「当時の住宅環境」にあります。
今ほど防音に力が入っていなかった昭和の住宅。
このゲームで遊ぶという事は家の中で
ジャンプしたりその場で走ったりする訳
ですから、相当ご近所迷惑な騒音がします。
この頃はマンションというよりアパートや
団地の家庭が圧倒的に多かったですから
このゲームは限られた家庭向けでした。

もう一つの理由は「バグの多さ」。
そもそもファミコン自体がデリケートな
ものでした。ちょっとぶつけたら画面が飛ぶ
接触が悪くてバグる、ソフトも読み込まなくて
しょっちゅうフーフーしましたよね。

そんなファミコンがファミリートレーナーの
とんだり跳ねたりする振動に耐えられる訳が
ありません。発想は良かったのですが
そもそもファミコンとの相性は
良くなかったのでした。





コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です